コーケー 10世紀に16年間だけ都だったコーケー。 つかの間の王都には7層からなるピラミッドなどが残ります。 2006年12月訪問。 写真はピラミッド型寺院
プラサート・トム プラサート・トムは10世紀前半にジャヤヴァルマン4世が建設したシヴァ神を祀る寺院です。 車を降りてすぐのところに、美しい連子状窓が残っていました。 これはプラサート・トムの第4周壁だそうです。 これは第3周壁の東塔門。 プラサート・クラハム。赤い寺という意味だとか。 煉瓦製で、ところどころに白い漆喰が残っています。 コーケーはロリュオス遺跡群が築かれた時代から50年も経っていません。 おそらくロリュオス遺跡群の建築物のように漆喰で美しく飾られていたのでしょう。 創建当時は赤い寺ではなく、白く輝く塔門だったはずです。 この門も昔はさぞ美しかったのでしょう。 門をくぐると、まず、赤い塔門が見えました。 この建物も煉瓦製です。結構、煉瓦製の建物が多いですね。 参道の両側の列柱は、片方は倒れたままになっていました。 次の門は結構怖い。崩れそうですが大丈夫なんでしょうか。 美しい彫刻が転がっていました・・・もったいない。 シヴァ神の乗るナンディだと思います。 門を幾つもくぐってピラミッド状の建物に出ました。
プラサート・クロチャップ 少し離れたところにプラサート・クロチャップがありました。 ここも門があります。 この門が発展してバンテアイ・スレイの門になったのかな、と思ったりしました。 バンテアイ・スレイの40〜50年くらい前の建物のはずです。 こちらの建物にはレリーフも残っていました。 ナンディに乗ったシヴァ神です。本当に、この遺跡はシヴァ尽くしです。 まだまだ稚拙なところもありますが、屋根飾りの装飾は美しい。 色がピンクだからか、やっぱりバンテアイ・スレイを思い出します。 プラサート・ニンクパウ
迫りくる野焼きの火 プラサート・プラム
カンボジアの遺跡に戻る 東南アジアの遺跡に戻る 参考文献 アンコール 遺跡を訪ねる旅 日本語版(ARCHIPELAGO PRESS ディエリー・ゼフィー箸) 基本的にガイドさんの説明に基づいてまとめています。 |
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