敦煌 シルクロードの要衝、敦煌 甘粛省の北西、タクラマカン砂漠の東端に位置します。 中国から西域への入口とも言うべき場所です。 2006年5月訪問 写真は鳴沙山・月牙泉
鳴沙山・月牙泉
敦煌市内のホテルからバスに乗ったら、あっという間に駐車場に着きました。 20年前に訪れた人の話では当時は砂山があるだけだったということですが今の入口はこんな感じ。 写真の手前はお土産屋が並んでいます。 入口の門を抜けると、そこは砂漠でした。 砂山の稜線に黒い点々が見えますが、これは砂山を登っている人。 入口の門付近には客待ちのラクダたちがいっぱい。 中東のラクダと違って毛が長く、ふたこぶです。
砂の中に三日月形の泉があって、これが月牙泉。 その横に造られた楼閣は文革の際に壊されたものをケ小平時代に再建したもの。
白馬塔
玉門関
敦煌市内のホテルから車で1時間半ほど。玉門関に到着です。 入口には最近造られたらしい門やら、博物館だかお土産屋だか分からない建物があります。 肝心の玉門関はどこ?と思いますよね。写真右下の端に小さく写っているのが玉門関です。 近づいてみても、こんな感じ。 四角い建物でレンガでできているのはわかりますけど、なんか小さいなあ。 中に入ることもできるんですが。う〜〜ん。なんかなあ。
漢の長城 ということで、バスで5分ほど。 これが漢の時代の万里の長城です。
陽関
カートに乗ってむかったのが、こののろし台。 陽関で残っているのは、この漢の時代の「のろし台」だけだそうです。
とはいえ、ここから先はタクラマカン砂漠。荒涼とした風景は、なかなかのもの。
西域の入口、敦煌。 莫高窟だけでなくシルクロードへの思いをはせることができる場所が数多く残っています。 中国人が、どんどん趣味の悪い物を造っちゃっているのが心配ですが・・・。 シルクロードの遺跡に戻る 参考文献 週刊シルクロードbP・敦煌1(朝日出版社) 週刊シルクロードbQ・敦煌2(朝日出版社) 敦煌石窟(中国旅游出版社) 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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