ザグレブ クロアチアの首都ザグレブ アドリア海と中欧を結ぶ街 瀟洒な建物が多い美しい街でした 2019年10月訪問 写真は街の中心イェラチッチ広場 ![]()
ザグレブの街角
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聖母被昇天大聖堂
繊細で美しい正面入口のレリーフ
実に繊細で美しい ![]() 観光用の入口は横のようです。横に回ると城壁が見えました。 オスマン・トルコの攻撃に備えて16世紀に築かれた城壁だそうです。 ![]() 聖堂の中に入ると なんとも厳かな雰囲気 ![]() 美しいステンドグラスは19世紀の作品 ![]()
バロック様式の説教壇やルネッサンス様式の祭壇が置かれています ![]()
聖堂内にはステナピッツ大司教の棺が置かれています。 民族主義を押さえようとする社会主義のユーゴスラビア時代に カトリックを信仰するクロアチアの独立を訴えたため、第2次世界大戦後に戦犯扱いされ、 軟禁状態で残りの人生を過ごしたという大司教です。 クロアチア独立後に名誉回復され殉教者として大聖堂に祀られました。
聖母被昇天大聖堂の前には生母マリアの像が置かれた柱があり その先を進むとすぐに青果市場に出ます。
ドラツ青果市場 ザグレブ市民の台所とかザグレブの胃袋と呼ばれる青果市場 食べ物だけでなく、色んな物を売っています。お花もたくさん売ってました。 ![]() 南側にある階段を下りて行けばイェラチッチ広場ですが、西に進みます。 かって2つの丘の間を流れる小川だったトカルチチェヴァ通り 今ではお洒落なカフェが並んでいました。 ![]() 川には流血事件が起きたことから「血の橋」と呼ばれる橋が架かっていました。 川が埋め立てられた今は通りの名前となっています。 ここからは坂を上って行きます。
坂を上ったところにあるのが石の門。 石の門
石の門から真っ直ぐ進むと可愛い教会 聖マルコ教会 ![]()
聖マルコ教会を背に真っ直ぐ進むとケーブルカー乗り場に出ます。 途中、美しい教会が幾つもありました。
この通りには人気の失恋博物館もあります。 写真を撮り損ないましたが、ケーブルカー乗り場の前のロトルシュチャク塔はビュー・ポイント 13世紀に建てられた見張りの塔で上ると街を見渡せるんだそうです。 ウスピニャチャ(ケーブルカー) 丘の上のグラデツ地区と丘の麓を結ぶケーブルカーは世界一短い交通機関と言われています。
ケーブルカーに乗ると1分足らずで丘の麓に降りました。らくちん。 イリツァ通り ケーブルカーを降りてイリツァ通りを左に進みます。 イリツァ通りはオフィスビルやショップが並ぶ街のメインストリート。
ザグレブのシンボルカラーは青なのだそうで、ケーブルカーもトラムも青で統一されています。 5分も歩けば広場が見えて来ます。 イェラチッチ広場 ![]() イェラチッチ広場はザグレブの街の中心広場 広場の名前の由来となっているイェラチッチ将軍の騎馬像が置かれています。
イェラチッチ広場周囲の旧市街をぐるりと観光して広場でお茶して約2時間でした。 半日あれば途中気になった教会や失恋博物館も見学できたかな。 広場から少し離れたところにあるミロゴイ墓地にも足を伸ばしています。 ミロゴイ墓地 ![]()
アーケードの中のお墓は1基1200万円。家族の墓が並んでいます。
アーケード外のお墓は1区画50〜300万だそうです。 初代クロアチア共和国大統領フラニョ・トゥジマンの墓 ![]() 赤く色付いた蔦が美しかった。 古今東西、大事な人を弔う気持ちには変わりがないようです。 ![]() クロアチアの遺跡に戻る イタリアと周辺の遺跡に戻る ![]() 参考文献 図説バルカンの歴史 芝宣弘著 ふくろうの本 河出書房新社 バルカンを知るための66章 芝宣弘著 明石書店 るるぶ クロアチア・スロヴェニア 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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