アブ・シンベル エジプトとスーダンの国境近くに位置するアブ・シンベル アスワンハイダムの建設によって誕生したナセル湖に面して2つの神殿があります。 ユネスコが神殿を移転するという一大事業を行った場所でもあります。 2004年12月訪問 写真はアブ・シンベル大神殿
アブ・シンベル大神殿
正面入り口の左手には蓮の花で首を縛られたヌビア人の捕虜が刻まれています(左下)。 正面入り口の右手にはパピルスで縛られたアジア諸国の捕虜達(右下。 上下エジプトの統合を示すレリーフ ナイル河を神格化したハピ神が蓮の花とパピルスを中央で結んでいます。 蓮の花は上エジプトの象徴でパピルスは下エジプトの象徴です。
アブ・シンベル小神殿 大神殿の少し奥に小神殿があります。
神殿の前はアスワンハイダムによってできた人造湖ナセル湖。 夕暮れは幻想的です。 夜の神殿はライトアップされ、音と光のショーも行われます。 日本人が多い時は日本語で催されます。 ラメセス2世の像を前に日本語を聞くのは不思議な気分でもありました。 ラメセス2世の建造物は数多いですが、アブ・シンベル神殿の迫力は別格もの。 それにしてもネフェルタリのこと大好きだったんですね。 アフリカの遺跡に戻る 参考文献 世界遺産を旅する12(近畿日本ツーリスト) 図説古代エジプト2(河出書房新社ふくろうの本) 古代エジプトうんちく図鑑(芝崎みゆき箸 バジリコ株式会社) アブ・シンベル神殿(現地にて購入) 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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