アクロポリス周辺2 2度目のアテネ 前回気になったけど、行けなかった場所 アクロポリス南麓と北麓を歩きました。 2017年4月訪問 写真はローマン・アゴラの風の塔 アクロポリス南麓 まずはアクロポリス南麓
ディオニュソス劇場
舞台後方には美しいレリーフも残っています。 劇場の上の方から撮ってみました。昔は上の方まで観客席が並んでいたんでしょうね。 西に進むと美しい白い柱が見えて来ます。 アスクレピオスの神域
遺跡では縄が張ってあって中に入れません。残念。 エウメネスのストア
エウメネスのストアの上の道を進むとイロド・アティコス音楽堂を見下ろす場所に出ます。 イロド・アティコス音楽堂
音楽堂入口付近。上の写真はここの開いてる扉から撮りました。 エウメネスのストアがイロド・アディオス音楽堂まで続いていました。 アクロポリス北麓
まずはアクロポリスから良く見えたアレイオス・パゴス アレイオス・パゴス アクロポリスから見た時は高い岩山に見えましたが、行ってみると結構低い。 階段を上ると、アクロポリスの入口付近が良く見えます。
望遠で撮ってみたアクロポリスの入口付近。 アテナ・ニケ神殿が良く見えます。アグリッパの台座がとても大きいのにびっくり。 古代アゴラも良く見下ろせます。アレイオス・パゴスは高台にあるんですね。 夏の様な鮮やかな青空には恵まれませんでしたが、4月は野の花が実に美しい。 次はローマン・アゴラを目指します。 アリオス・パゴスからしばらくは真っ直ぐなんですが、その先がちょっと不安。
階段を下りてすぐは土産物屋さんが並んでいたんだけど いつの間にか住宅街みたいなところに・・・ 道に迷ったか? 一本違う道を行ってみたら、それらしい門が見えて来ました。 ローマン・アゴラ 入口のアテナ・アルケゲテス門
入ってみると柱がいっぱい。丘の上にアクロポリスも見えます。 列柱が並んでいます。広場を囲んで市場か何かだったんでしょうか。 実は、ここのお目当ては「風の塔」。どこにあるのか探していたら、八角形の塔が見えて来ました。 「風の塔」は遺跡入口から入って一番奥にありました。
美しい風の神々 風の神はみな美しい翼をもっています。 実りをもたらす風なのか・・・。 どれがどの神か分かると良いんですけど・・・ それぞれ象徴する物を持ってたりしているのだと思うのですが・・・ エウロス(東風)は壺を逆さまにして水をこぼす姿で描かれることが多いといいます。 だとすると下の一番右がエウロスなのかなあ・・・。 実は風の塔の近くにはローマ時代の公衆トイレもあります。 昔は公衆トイレの近くにも入口があったみたい。でも、今は閉鎖中。 風の塔を堪能してからアテナ・アルケゲテス門に戻ります。 日が射してきて、立ち並ぶ白い柱が良い感じ。
地図によるとローマン・アゴラのすぐ近くにハドリアヌスの図書館があるはず。 住宅街を歩いて一瞬迷ったかと思いましたが、すぐ目の前がハドリアヌスの図書館でした。 近くにはお土産物屋さんが並びます。 ハドリアヌスの図書館
入口に立ち並ぶコリント式の柱 コリント式の装飾が良く残っています。 角度を変えて撮ってみた入口付近。 折角だから中庭部分も見学。柱が並んでいるあたりが教会の跡でしょうか。 美しいモザイクが残っていました。
遺跡を見ると確かに半円状の部分があったことが分かります。 このあたりがかっての教会の中心だったんでしょうか。祭壇とかあったのかな。 反対側からも半円状の構造が良く分かります。柱が印象的。 結構面白かった。本当にギリシャは遺跡だらけ。 凄い遺跡がさりげなくあるところが魅力。 遺跡内を駆け抜けるねこさん(ローマン・アゴラ) アテネの見どころは他にもいっぱい。 贅沢に1週間アテネ滞在とかしてみたい。 ギリシャと周辺の遺跡に戻る 参考文献 古代ギリシャ・時空を超えた旅(2016年東博展覧会図録) 図説ギリシャ・エーゲ海文明の歴史を訪ねて 周藤芳幸著 ふくろうの本 図説ギリシャ神話・神々の世界篇 松島達也著 ふくろうの本 図説ギリシャ神話・英雄たちの世界篇 松島達也・岡部紘三著 ふくろうの本 古代ギリシャがんちく図鑑 柴崎みゆき著 バジリコ株式会社 基本的にパンフレットや遺跡内の説明図に基づいてまとめています。 |
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