アーグラ城 ムガール帝国の都だったアーグラのアーグラ城 アクバル大帝とシャー・ジャハーンによって築かれた城は ムガール帝国の歴史を語る城でもあります。 2005年12月訪問 写真はアマル・シング門とアーグラ城の城壁
アーグラ城にはアマル・シング門から入ります。 アクバル大帝が城壁を建てた1世紀後に外壁が造られたため、城は二重の城壁で守られています。 武骨な印象で、元々要塞だったというのも納得。 城壁には一定間隔で円形の櫓(左下)。アマル・シング門を入ると立派なアクバル門(右下)
アマル・シング門を入って進むと右手に立派な宮殿が見えて来ます。 完全に逆光となりましたが、これはジャハーンギール宮殿
城内を進むと広大な庭園と白い建物が見えてきました。 シャー・ジャハーンが建てた謁見の間です。 ムガール様式の庭園と、その先にある皇帝の寝室ハース・マハル(正面)。 両脇に変わった屋根の建物がありますが、これはシャー・ジャハーンが2人の娘のために建てた館
シャー・ジャハーンが娘のために建てた宮殿 屋根が黄金であることからゴールデン・パピリオンとも呼ばれます。 皇帝や娘たちが暮らした場所はヤムナー川を見下ろす位置にあります。 かっての美しさを偲ばす宮殿内部 宮殿内に残る装飾とテラスから見た宮殿
大モスク(真珠モスク)などが見学できないのは残念ですが アーグラ城はムガール帝国の栄華と皇帝たちの歴史を感じさせる場所です。 タージ・マハルを遠く眺めることができるのも印象的。 南アジアの遺跡に戻る 参考文献 ユネスコ世界遺産D(講談社) 世界遺産を旅する8(近畿日本ツーリスト) 21世紀世界遺産の旅(小学館) 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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