イスファハン イラン高原のほぼ中央に位置するイスファハン モンゴル・ティムールという異民族の支配から脱したペルシャ人が築いた美しい都 かって「世界の半分」とも言われた美しい世界遺産です。 2003年12月訪問 写真はシェイクルトフォラーモスク(マスジェデ・シェイフ・フォッラー)入口
金曜モスク 最初に訪れたのは金曜モスク
モザイクが綺麗です。 ここで綺麗、きれい、キレイと写真を撮りまくっていたら、ガイドさんに笑われました。 ここで騒いでたら、後(イマーム広場)がもたないよ、とのことです。期待感が高まります。 ヴァーンク教会
左下は教会入口のモザイク。受胎告知でしょうか。 右下は教会外観。 40柱宮殿
イマーム広場 いよいよイスファハン観光の華、イマーム広場。 またの名はナグシェ・ジャハーン(「全世界の図」)広場
アリカプ宮殿 広場西側中央に位置するのがアリカプ宮殿
バルコニー部分に描かれていた宮廷の女性像。 イスラムの女性も王宮の中ではチャドルを脱ぎ、華麗に装っていたんですね。 ちょっと東洋風の印象。 左は鳥が描かれた壁、右は6階の音楽の間の天井。音響効果があるのだそうです。 シェイクルトフォラーモスク(マスジェデ・シェイフ・フォッラー) 広場東側中央に位置するのが、この美しいモスクです。
左はアリカプ宮殿から見たモスク。右は入口のタイル。 入口を正面から見たところ。 モスク内部。左は通路。右はドーム天井。 内部はフラッシュ禁止だし、少し暗いのですが、タイルの見事さにはため息がでるばかり。 綺麗、凄い、という言葉しか出てきません。 イマーム・モスク(マスジェデ・イマーム) イマームモスク(マスジェデ・イマーム)はイマーム広場の南側にある巨大かつ壮麗なモスク。
モスク入口。高さ48mのミナレット付の巨大な門です。 上を見上げてみました。天井の鍾乳石飾りが素晴らしい。 入口を入ると、右斜め45度に高さ44mのミナレットを持つ主ドームが現われます。 入口と主ドームの間は中庭になっていて、噴水も造られていました。 左は主ドームを戴く主礼拝室。右は主礼拝室から中庭・入口付近を見たところです。 夕暮れが近づいてきて影になってしまうのが残念です。 主ドームと礼拝所を角度を変えて撮ってみました。 横から見るとちょっと趣が変わります。 主ドームは音響効果を考えて、二重構造になっているのだそうです。 それにしても青が美しい。 中庭の周囲も美しいタイルで飾られています。 昔の庶民が見たら天国だと思ってしまったのではないでしょうか。 本当に、素晴らしい。 完成を見届けられなかったアッバース1世は残念だったでしょうね・・・。 バザール 広場の北側はバザールになっています。 このバザールは、なんと今日最初に見学した金曜モスクまで続いているのだそうです。 歴史を感じさせるバザールですが、ネオンもあったりします。 冬に訪れたので日暮れが早くなってしまったのが残念。 それにしてもイスファハンは美しい場所です。 ペルシャの美意識を堪能できました。 西アジアの遺跡に戻る 参考文献 イスラムの誘惑(新潮社) 世界遺産を旅する10(近畿日本ツールスト) 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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