アルマトイ カザフスタンの旧首都だったアルマトイ 今でもカザフスタン第2の街であり、南の首都とも言われます。 山々が連なる美しい街でもあります。 2016年GW訪問 ホテルの窓からの眺め アラタウ山脈が美しい
こちらもホテルからの眺め。ゼンコフ正教教会の屋根とアラタウ山脈。
アルマトイ市内の見どころを紹介します。 国立中央博物館 カザフスタンの歴史などを紹介する国立中央博物館。 ここは正面ホールだけが写真撮影可。撮影料、およそ2ドル。 正面ホールに入るとカザフスタンの地図と各時代の人形が置かれていました。 人形は遺跡から発掘された装束を復元したものをまとっています。 現地ガイドさんの説明がほとんどなかったので、博物館の説明書きと 帰国後、調べた本(中央アジアの歴史・講談社現代新書)などに従ってまとめてみます。
次は博物館の目玉とも言える「黄金人間」
この帽子の形は後のクシャーナ朝の王子が被っていた帽子とちょっと似ています。 クシャーナ朝は1世紀から3世紀にかけて中央アジアから北インドを支配したペルシャ系の王朝 仏教を保護したカニシカ王で有名ですが、王族はとんがり帽子を被っていました。 とんがり帽子・・・ペルシャ系の伝統なんでしょうか。
衣装を飾る金細工は4000以上だそうです。 アレクサンダー大王の軍と戦っていた騎馬民族は、こんな派手派手しい格好だったのかもしれません。 紀元前2世紀から後4世紀の女性の復元像
紀元前2世紀から後1世紀 「フンの軍備」「戦士の長」との説明書き
正面ホールには突厥の戦士の墓に置かれたという石人も展示されていました。
博物館見学の後、市内の見どころを廻りました。 28人のパンフィロフ戦士公園
公園内には美しい教会もあります。 ゼンコフ正教教会
公園内部にはカザフ民族楽器博物館もあります。 カザフ民族楽器博物館
コクトベ ロープ―ウェイに乗って市内を展望できるコクトベに 残念ながら天気が下り坂でした。どうやら市民憩いの場所みたいです。
民族音楽ショー 日本に帰る前の夕食時に民族音楽ショーを聞けました。 我々と似た顔立ちの人たちが奏でる草原の音楽。 カザフスタンは世界で9番目に広い国土を持ちます。 今回訪れたのは、ごくごく一部。 また、機会があれば訪れたいものです。 シルクロードの遺跡に戻る カザフスタンの遺跡に戻る 参考文献 中央アジアの歴史 講談社現代新書 間野英二著 文明の十字路=中央アジアの歴史 講談社学術文庫 岩村忍著 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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