イシク・クル湖 中央アジアの真珠とも呼ばれるイシク・クル湖 キルギス観光の華といえる場所です。 美しい湖を一周して来ました。 2016年GW訪問 イシク・クル湖南岸からの眺め ![]()
湖の北岸チョルボン・アタの町の博物館に立体模型があったので山脈と町の名を入れてみました。 ![]()
現在、湖の北岸は観光が盛んなリゾート地となっていて、南岸には村々が点在しています。 イシク・クル湖北岸
残念ながら添乗員さんが車を止めてくれなかったので車窓からの眺め ぼやけてしまいましたが、雪を抱いた天山山脈 ![]() 天山山脈は湖の南を走っているので湖越しに見ることができるのは北岸からだけ。 車窓からなのでぼやけていますが、天山山脈が湖の向こうに延々と連なります。 肉眼ではもう少しはっきり見えたのですが・・・ ![]() 北岸の観光拠点チョボルン・アタの町に着いたのは夕刻でした。 夕焼けが見えなかったので明日の天気が心配。 チョボルン・アタ 翌日は案じていたとおり雨。 岩絵野外博物館 ![]()
イシク・クル湖クルーズ チョルボン・アタの町からはクルーズの船も出ています。 雨で山々が見えないのが残念。おまけに寒い。
お天気だったら天山山脈などが見えたはずなのですが・・・凄い残念 歴史文化博物館 町には小さいながら結構充実した博物館があります。
岩絵の写真展示もありました。
博物館を見学してから湖東端に位置するカラコルの町へ向かいました。 大きなホテルはありませんが、泊まったホテルは家庭的な雰囲気。 かすかに夕焼けが見えたので、明日こそ晴れるかも。 カラコル
![]() この日は夕焼けが綺麗でした。夕焼けが見れると晴れる気がする。 イシク・クル湖南岸
カラコルの町からずっと天山山脈が見えていました。 雪を抱いた山脈は、やっぱり見ごたえがあります。あの山々の向こうは新疆ウイグル。 ![]() しばらく進むと湖の近くに出ました。砂浜になっています。 ![]() 湖の向こうにはクンゲイ山脈。山の雪が残ったあたりに雲がかかっています。 あの山の向こうはカザフスタン。
![]()
道から少し外れて天山山脈を写してみました。一番左側の雪を抱いた低い峰がべダル峠 低く見えますが標高4284m。 ![]() 再び湖に戻ります。氷の山を抜けてイシク・クル湖が見えた時、玄奘はどう感じたのでしょうか。 玄奘はイシク・クル湖を冬でも凍らない「熱海」と記し、湖水は「塩辛い」としています。 実際、イシク・クル湖は塩湖で、冬も凍りません。 湖に戻り、昼食のレストランのあるボコンバエバ村を目指します。 途中、カヌーが湖に出ていました。ここも綺麗なので写真休憩。 ![]() このあたり、湖が入り組んでいて、天山山脈と湖を一緒に写せる場所がありました。 天山、やっぱり豪華な山々です。 ![]()
![]() レストランから見たクンゲイ山脈。 山々の頂上付近を覆っていた雲が流れ、雪山が綺麗に見えます。 ![]() それにしても綺麗な湖水 湖のほとりでは馬が放牧されていました。 ![]() この後、徐々に湖岸を離れ、湖の西端にあるバルクチへ。 バルクチからビシュケクまでは高速道路が通っています。 ビシュケクに着いたのは午後7時ころでした。 最後に晴れてイシク・クル湖を満喫できましたが やっぱり、クルーズで天山山脈を見たかったなあ。 シルクロードの遺跡に戻る キルギスの遺跡に戻る ![]() 参考文献 玄奘三蔵、シルクロードを行く 岩波新書 前田耕作著 中央アジアの歴史 講談社現代新書 間野英二著 文明の十字路=中央アジアの歴史 講談社学術文庫 岩村忍著 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
||||||||||||||||||||||