バールベック フェニキア時代からの聖地バールベック。 巨大なジュピター神殿に美しいバッカス神殿。 ローマ帝国最大の神殿域です。 2003年7月訪問。 写真はジュピター神殿の6本柱。後ろに見えるのはバッカス神殿。
ジュピター神殿
大庭園を進むと、巨大な6本列柱が見えてきます。 近寄ると、その巨大さがわかります。 人の入った写真だと大きさが分かるのではないでしょうか。 実は柱の左から3本目にも人が写っています。柱の基礎より人が小さい・・・。 6本柱の後ろに写っているのはバッカス神殿です。 柱の太さは2・2m。柱の高さは20m以上。 こんな大きな柱の上に、どうやって天井・屋根を乗せたんでしょうか。 柱と柱の間の装飾も美しいです。 ジュピター神殿内から見た6本柱(左下)と 逆光になってしまいましたが、バッカス神殿から見た6本柱(右下)。
バッカス神殿 ジュピター神殿の6本柱付近から見たバッカス神殿。 神殿を背面から見た形になります。
こちらはバッカス神殿の前から撮った写真
神殿入口の天井部分。美しいです。 右下は、バッカス神殿のジュピター神殿側の天井。 コリント式の柱に支えられた天井には、美しいレリーフがびっしりと飾られています。 このレリーフは神々を刻んだものなのだそうです。 ところどころ、この天井部分などが崩落していて、近くで美しいレリーフを見ることができます(左下)。 バッカス神殿入口の階段近くに飾られていたレリーフ バッカス神です。 もともとは、神殿内部を飾っていたもの。 バッカス(酒神)が、少年というか青年の姿で描かれています。 採石場
巨大遺跡バールベックの迫力は圧倒的です。 大きすぎて写真だと迫力を伝えにくいかもしれません。 バッカス神殿の美しさも素晴らしいです。 西アジアの遺跡に戻る 参考文献 ユネスコ世界遺産(講談社) イスラムの誘惑(新潮社) 世界遺産を旅する10(近畿日本ツーリスト) 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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