オールドバガン 三大仏教遺跡の一つと言われるバガン 広大な遺跡の中心がオールドバガンです。 オールドバガンを独立してまとめました。 2015年12月訪問 シュエサンドー・パゴダから見たバガンの日の出
タラバー門
オールド・バガンでは馬車での観光が定番 次々とパゴダが現れます。馬車で揺れながら写真撮るのは、ちょっと難しいけれど・・・ ちなみにパゴダというのは英語で仏塔と寺院を意味し、 パヤーというのはミャンマーなどで使われる仏教用語で「仏塔」を意味します。 寺院は僧が暮らしますが、仏塔は礼拝の対象。 英語のパゴダの方が(仏教良く分かってないから)大雑把な使い方。 馬車で向かった先は夕日の名所シュエサンドー・パヤーです。 シュエサンドー・パヤー
ということで、シュエサンドー・パヤーの歴史的意義は大したものなのですが やはり、何と言っても、ここの魅力はバガンの景色を見渡せること。 パゴダに上って日が沈むのを待ちます。 多くのパゴダ・・・実に素晴らしい。 夕映えのバガン遺跡 多くのパゴダが建ち並ぶさまは、実に見事です。 ボロブドゥール・アンコールと並ぶ3大仏教遺跡と言われるのも納得。 バガンの夕暮れ そして、日の入り 翌日、暗いうちに再びシュエサンドー・バヤーに向かいます。 昨日とは反対側で日の出を待ちます。 暗闇からパゴダの姿が現れ始めます。 東の空が美しい色に染まり始めました。 日の出です。 日が昇ると、いくつもの熱気球が空に上がって来ました。 なんとも幻想的。 かなり明るくなってきました。バガンの朝です。 日の出を堪能した後は、バガンで有名な寺院を巡りました。 アーナンダ寺院
バガンで最も美しいと言われるだけあって、外観も素晴らしい。 中央の尖塔も、それを取り巻く塔も見事です。
続いてはオールド・バガンの城壁の中へ タビィニュ寺院の前で、こんなのどかな風景を見ることができました。 タビィニュ寺院
右上の壁画。天井に描かれているのですが、中央には仏足が描かれていたそうです。 仏の下ではみな平等という意味なのだとか。 また、壁画には人物?天人の姿らしきものがうっすらと残っていました。 タビィニュ寺院を訪れたら、日本人としては外せない場所があります。 寺院の隣にあるタビィニュ僧院が守ってくれている日本人戦没慰霊碑です。 第二次世界大戦で命を落とした日本人のための慰霊碑です。 綺麗に管理して頂いていて本当に有難い。 なぜか、涙ぐんじゃいます。 お線香を供えることができます。 ゴドーパリィン寺院
バガンがこれだけ素晴らしい遺跡なのに世界遺産になってない理由 遺跡内に政府がゴルフ場を作っちゃったから・・・というのもあるそうですが 1975年9月4日の大地震で多くのパゴダが被害を受け、その修復方法が問題だということ。 ミャンマーの人たちは、かっての技術でかっての姿に修復するというのではなく 今の方法で良いものにしちゃえばいいじゃないか、という感じで治しちゃったのです。 中にはトタン屋根のパゴダもありましたし・・・ 彼らにとって、今、最も良い方法でパゴダを治すのが功徳を積むことなんですね。 そういう国民性って、困ったものかもしれないけど、なんか良いなあ。 ミャンマーの遺跡に戻る 東南アジアの遺跡に戻る 参考文献 地球の歩き方・ミャンマー(ビルマ) ダイヤモンド社 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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