カハマルカ ペルー北部、標高2750mのアンデスの街カハマルカ。 インカ最後の皇帝アタワルパがスペイン人ピサロに捕えられた地です。 事実上のインカ終焉の地はカハマルカ県の首都となっています。 2009年9月訪問 写真はアルマス広場周辺
カハマルカの中央公園のすぐそばにアタワルパが幽閉されていた部屋が残っています。 現在のカハマルカの中央公園アルマス広場はインカ時代は大広場でした。 かっては周囲にはインカの公共建築物が建ち並んでいたといいます。
アタワルパを処刑した後、スペイン人はインカの宮殿の石を利用して2つの教会を建てました。 しかし、途中で石が足りなくなってしまったため、片方は未完成となっています。 ビュー・ポイントから見たカハマルカの街
オトゥスコ カハマルカの近くにオトゥスコという村があります。
クンべ・マヨ カハマルカの郊外20キロほどのところに奇岩が並ぶクンべ・マヨはあります。 標高3500mの石の森です。 奇岩が連なるクンべ・マヨはハイキングをしても楽しい場所です。 インディヘナのお土産屋さんでは子犬が産まれていました(左)。 奇岩の中にはチャビン時代のレリーフと言われるものも残っています(中央)。
水路にはチャビン期のレリーフも残っています。 左はよく分かりませんがジャガーと人間だそうです。右は十字のレリーフ。 カハマルカのホテルは豪華な温泉ホテルでした。 アタワルパが温泉を訪れていた時にピサロに囚われたことは既に書きましたが ここにはインカ皇帝の使った温泉が今でも湧いています。 湯量は豊富で、日本人も満足できる温泉です。 ここに二泊したら四十肩が治ってしまいました。 南アメリカの遺跡に戻る 参考文献 黄金帝国の謎(文春文庫ビジュアル版) インカ帝国(創元社) 世界の神話百科アメリカ編(原書房) 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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