クントゥル・ワシ ペルー北部カマハルカから車で4時間 標高2300mの小さな村にクントゥル・ワシ遺跡はあります。 ここは日本の調査隊によりアンデス最古の金が発見された場所 2011年9月訪問 写真は十四人頭金冠
金製ジャガー・双子鼻飾り(クントゥル・ワシ期 「5面ジャガー金冠の墓」出土) 五面ジャガー金冠(クントゥル・ワシ期 「五面ジャガー金冠の墓」出土) 十二横顔ジャガー金冠(クントゥル・ワシ期 「蛇・ジャガー耳飾りの墓」出土) 金製蛇・ジャガー耳飾り(クントゥル・ワシ期 「蛇・ジャガー耳飾りの墓」出土) 細かな細工の技術も大したものです。 左下 鳥形首飾り(クントゥル・ワシ期) 右下 ジャガーの頭形首飾り(コパ期) 土器も多数発掘されています。 鳥形鐙形壺(クントゥル・ワシ期) かわいいですね。
神殿前の広場から上を見上げたところです。右が中央階段。 基壇の横に排水口があるのが分かります。 この中央階段、今は登れませんが、登ったところに興味深いジャガー像があります。
中央広場方向に向かうと、中央広場の手前に、また不思議な石像があります。 これは蛇目ジャガー石像と呼ばれています。博物館にレプリカがあったので並べてみました。
この像の後ろが、かっての中央広場。 像の真後ろの広場の向こう側に中央基壇があったとのことですが、今では全く想像もできません。
この赤い石は博物館にも置かれていました。出土品なのかレプリカなのか・・・。 博物館には他にもジャガーらしきものが置かれていました。 出土品かレプリカなのかは不明。これらも中央広場にあったものなのでしょうか・・・。
周囲の景色を見ながら戻ることになりました。 山の上にある遺跡だけあって眺めが素晴らしい。途中、意味ありげな石組みも。 最後に中央階段を神殿前の広場から見上げてみました。 神殿前の広場の手前にも石組みが残っていました。 博物館の収蔵品は素晴らしいし、 遺跡も変わっていて面白いのですが もう少し復元してほしいなあ、というのが正直なところ。 周囲の景色と雰囲気はとても良いのですが。 南米の遺跡に戻る 参考文献 古代アンデス 神殿から始まる文明(朝日新聞出版・大貫良夫/加藤泰建/関雄二 編) クントゥル・ワシ神殿の発掘(日本経済新聞社・大貫良夫/加藤泰建/関雄二 監修) |
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