ウユニ塩湖 チリとの国境を越えてウユニ塩湖、そして首都ラ・パスまで 四輪駆動車での3泊4日の旅をまとめてみました。 2009年8月 写真はウユニ塩湖のインカワシ島 1日目 国境越え
なんにもないボリビアの国境事務所周辺。壊れたバスは後ろでトイレをするための目隠し(左)。 灰色キツネが一匹いました(右)。事務所の人に餌でももらっているのでしょうか。 ブランカ湖 国境の事務所から車で10分ほど。標高4300mのブランカ湖。 ブランカとは白という意味。塩湖です。温暖化で消えゆく運命にある浅い湖だそうです。 べルデ湖とリンカン・カブール山 ブランカ湖からは車ですぐのところにベルデ湖はあります。
ダリ砂漠 車は次に砂漠のような場所へ。ここはダリ砂漠と呼ばれている場所。 左の写真の黒い点々は古代の火山活動で飛んできた噴石。 ダリの描いた砂漠に似ているから付けられた名前だそうですが、残念ながらダリの絵が思い浮かばない・・。 チャルビル湖とフォルケス温泉 ランチは標高4000mのチャルビル湖のほとりでとることになりました。 ここは温泉があります。小屋の裏手に温泉があるのですが、分かるでしょうか。 ここはなんとも不思議な風景の場所でした。 湖面と空の青、塩の白、高度が高い地の植物パハ・ブラバの黄色、そして山肌の赤。 不思議な色が織りなす景色です。塩の竜巻も起きていました。 間欠泉 標高4876mの間欠泉です。間欠泉というより地獄谷といった感じ?ぶくぶくしてます。 硫黄の臭いが凄い。高度で頭もくらくら。 コロラダ湖 標高4278mのコロラダ湖。ご覧のとおり赤い湖面の湖です。 非常に水深の浅い湖でプランクトンの死骸が色素を持っていることから赤くなるのだとか。 ここはフラミンゴが訪れることで有名です。 フラミンゴが集まっていました。フラミンゴのピンク色もプランクトンの色素が関係しているのだとか。 幻想的で不思議な風景です。 ボリビア最初の夜はヴィジャマールという小さな村のロッジに宿泊 4000m近いところで眠るのは初めてでしたが、結構、ぐっすり眠れました。 2日目
リャマの放牧や野生のビクーニャの群れに会うこともできました。 ボリビア2日目はサンファンという小さな町の小洒落たホテルに宿泊。 でも電気が点くのが18時半から22時まで限定だそうで、ボリビアだなあと妙に納得。 3日目 サンファンの町を出てウユニ塩湖を目指します。 車で1時間半ほど走ると、そこはもう真っ白なウユニ塩湖です。
乾期のウユニ塩湖はご覧のとおり、まっしろ。 周囲に私たちのツアー以外人影も車も見えません。 散策を楽しみましたが、本当に雄大というか、青い空と白い大地が素晴らしい。 再び車で30分ほど走るとインカワシ島に向いました。
インカワシ島から更に走ると、最初にできた塩のホテル、ホテル・ブラヤ・ブランカに着きました。 今はホテルは営業しておらず、博物館・土産物屋のようになっています。 建物もテーブルも椅子も、みんな塩でできています。 塩の採集場です。 塩を小山のように積み、2日間天日干しをして村に運んで工場で製塩するということでした。 ウユニ塩湖を横断して新しくできた塩のホテルに宿泊 ホテルから見たウユニ塩湖に沈む夕陽 日が沈むと反対側の山が美しい色に染まりました。 更に素晴らしかったのがウユニ塩湖の星空 満天の星。全天を貫く天の川。 ウユニ塩湖で外せないポイントです。 4日目 早朝、日の出とともにウユニ塩湖を後にして、ひたすらラ・パスを目指します。 ここからは道があります。途中で四輪駆動車にお別れして、バスに乗り換え。 小さな町を幾つも通って北上を続けます。 アンデスの山々がきれい。 左はモロラタ山(6200m)、右はイリマニ山(6400m) ラパスに着いたのは夕方でした。 ウユニ塩湖はもちろん素晴らしかったですが 標高4000mを越えるアンデスの景色は、まるで他の星のようです。 赤い湖とフラミンゴ、塩の竜巻、不思議な色の織りなす景色。 でも、一番の思い出はウユニ塩湖で見た満天の星空。 南米の遺跡に戻る 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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