チャウクンディ カラチ近郊のチャウクンディ 世界最大級の墓石群ながら謎の遺跡 墓石に刻まれたレリーフが美しい。 2014年12月訪問
チャウクンディ入口。建ち並ぶのは墓石。
お墓は南北の方向に置かれ、頭が北側。顔はメッカの方向を向いて葬られました。 お墓が密集しているのは家族と考えられています。
男性の墓には武器を刻んだものもあります。軍人だったのでしょうか。 この墓には宝冠・ターバンの下に刀が彫られています。 こちらは弓が刻まれています。 こちらは馬に乗った姿が刻まれています。イスラムでは珍しいですね。
こちらは女性の墓。 中央にネックレス。周囲に腕飾り。上には耳飾りが並んでいます。 こちらも女性の墓。ネックレスが並んで彫られています。
屋根があって立派です。部族長などのものなのでしょう。 こちらの建物も、かってはドーム状の屋根があったようです。
屋根のある墓石の先に美しい5基の墓石が並んでいます。 基壇の上に並んでいて基壇の彫りも美しい。 上の写真が逆光になってしまったので反対側から撮ってみました。 細かな彫りが見事です。 現地ガイドさん曰く「チャウクンディで一番有名。絵葉書になってる」とのこと。 絵葉書は見かけませんでしたが、確かに美しい。
自由時間に散策してみました。 ここに眠っている人たちはどんな人生を送ったんでしょうね。 小さいお墓は子供のもの。 お墓の下にはランプを置いてお供えしたんだそうです。 チャウクンディを訪れたのは実は日の出前の時間 散策中に日が昇りました。 日がだいぶ昇ったところでチャウクンディの観光は終了。 日本ではガイドブックにも載っていない遺跡です。 でも、とても素敵でした。 お墓なのに明るい雰囲気。 宗教観の違いなんでしょうか。 パキスタンの遺跡に戻る 南アジアの遺跡に戻る 参考文献を探すことはできませんでした。 現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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