コート・ディジー モヘンジョダロにほど近いコート・ディジー 19世紀の砦とインダス文明以前の遺跡が残っています。 2014年12月訪問 写真はコート・ディジー砦
まずは閉門時間のある砦から観光 コート・ディジー砦 入口から見た城壁
一度も戦場となっていないので保存状態が良いわけですね。 要塞内には幾つもの門があります。この階段を登ったところにも門があります。
門をくぐると広い道。 ここを象や馬に乗った兵士が進んだのでしょう。 ここを登るのかと思ったら、途中で折れて進み、上から見下ろせる場所に出ました。
また、門が現われました。 立派な門です。風情がありますね。 門を抜けると開けた場所に出ました。前方の塔に登れるそうです。 物見の塔でしょうか。
城壁がずっと伸びています。 非常に良い眺めですが、手すりも何もないので、ちょっとコワイ。 ここで戦をするつもりだったなんて、凄いなあ。 昔の兵隊さんは高所恐怖症では務まりませんね。 しばらく眺めを堪能してから、反対方向に進みます。 王が滞在用に建てられた宮殿が残っていましたが・・・ かなり傷んでいます。かっての面影はほとんどない。 もったいないんだけど、もう王様じゃないから修復は大変なんでしょうね。 城壁は更に続きます。奥に見えるのは牢獄だそうです。 変わった建物が見えて来ました。 これは王が裁判をした場所 かっては、ここに玉座が置かれていました。 荒れ果てちゃっているのが残念 後ろの塔には大砲が置かれていたのだとか。 更に城壁は続きます。総延長2・5qだそうです。 夕闇が迫ってきているので砦を後にし、マウント(遺丘)に向います。 マウントは目と鼻の先。マウント近くからも砦が良く見えました。
マウント(遺丘) 砦から見えたマウント
とはいえ、近くから見たマウント(遺丘)は、こんな感じ。 素人には正直、さっぱり分かりません。 ただ、良く見ると土器のかけらが埋まってたりします。 ツアーの同行者が見付けた土器の破片は博物館のインダス文明の土器にそっくり。 赤と黒の模様が鮮やか・既にろくろが使われています。
暗くなって来たので観光終了 コート・ディジー砦がライトアップされていました。 個人でコート・ディジーに来るのは危険らしいですが 実に面白かった。 砦って、妙に興奮します。 パキスタンの遺跡に戻る 南アジアの遺跡に戻る 参考文献 インダス文明 インド文明の源流をなすもの(NHKブックス) 四大文明 インダス文明(NHK出版) 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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