シャー・ジャハーン・モスク ムガール帝国第5代皇帝のモスク。 タッタの街への皇帝の感謝を表わしたモスクです。 タッタ近郊のマクリの丘と共に世界遺産になっています。 2014年12月訪問 写真はモスク礼拝室入口
モスク入口 かっては噴水が見事だったそうですが、デング熱流行で水が抜かれています。 ちょっと残念 モスクまでは庭園になっています。左右対称のペルシャ風庭園。
シャー・ジャハーンと言えばタージ・マハルを建てた皇帝。 彼の建てた建造物は、その華麗さで有名です。 そんな5代皇帝が感謝の気持ちで建てたというのですから、さぞ美しいのでしょう。 期待感が高まります。入口付近から中を覗いたら、凄い綺麗。 これは期待できそうです。 モスクに入ってすぐの入口ホール 素晴らしい。期待を裏切らない美しさ。 実に美しい青の世界 入口ホールは2連のドームを備えた豪華な造り
中庭に出ました。回廊がぐるりと取り巻いています。
モスク西側に位置する礼拝室 青に黄色がアクセント 入口の黄色いところにはコーランが彫られています。
上を見上げてみました
青も美しいですが、白も美しい。 夜空の星のようだと評されることが多いそうです。 また、礼拝室の天井は籠状にアーチが連続しています。 これでドームを支えているのだそうです。
ところどころ茶色いのは煉瓦本来の色を残してるんでしょか。
美しい礼拝室ですが、良く見るとタイルの落剝など結構傷みも目立ちます。 でも、タイルの貼り方が推測できて、ちょっと面白い。
職人技っていうのは凄いですね。 礼拝室を堪能したので中庭に出ました。 礼拝室側から入口ホール方向を撮ってみました。ここからだと大小のドームが良く見えます。 最後は回廊を通って帰ることにしました。
回廊部分も傷みが目立ちますが、やはりタイルが面白い。 実に美しいモスクでした。 さすがシャー・ジャハーン。 パキスタンで最も美しいモスクとも言われるそうです。 パキスタンの遺跡に戻る 南アジアの遺跡に戻る 参考文献 ユネスコ世界遺産⑤(講談社) 世界遺産を旅する8(近畿日本ツーリスト) 世界遺産の旅(小学館) 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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