シャリマール庭園 皇帝が家族のために造った広大な庭園 皇帝が見た天国の夢を元に造られたものだそうです。 ラホール城と共に世界遺産となっています。 2015年1月訪問 写真は2段目のテラス
3段の一番上の壇から見学。 デング熱対策で水が抜かれ、噴水が動いていないのが残念。 一番上の壇はペルシャ式の左右対称の庭園。 正方形をしているそうで、マンゴーやミカンの木が植えられています。 水路に沿って進むと(広いので結構歩きます)、小宮殿に出ました。 小宮殿から見た2段目のテラス。はるか先には一番低いテラスも見えています。 庭園2段目・中央のテラスには大きな池が配置されています。
小宮殿から降りて撮影ポイントとなっている玉座に出ました。 この玉座周辺、変わった構造。
池の反対側から見た小宮殿 かっては黄金や宝石で飾られた美しい宮殿だったそうです。 2段目の端から一番下のテラスを撮ってみました。 白大理石で通路のような橋のようなものが建てられています。 一番下の壇に降りて見てみました。 ここも面白い構造
ここで自由時間となりましたが、折角だから一番端まで行って見ることにしました。 結構歩きます。 一番下のテラスの端から撮ってみました。 噴水が動いていたら、全く景色が違うんでしょうね。 正直、最初は「なんで世界遺産?」と思いました。 タージ・マハルのないタージ・マハル庭園みたいじゃないですか。 おまけに水は枯れているし、池の水もよどんでいるし・・。 でも・・・ 噴水が動き、水が流れ、庭木が左右対称に美しく手入れされていたら・・・ 想像すると全く違う景色が見えて来ます。 美しい青い水が池を満たし、滝や噴水が白い水しぶきをあげていたら 当時の人には、本当に地上に再現された天国に見えたんじゃないでしょうか。 パキスタンの遺跡に戻る 南インドの遺跡に戻る 参考文献 ユネスコ世界遺産D(講談社) 世界遺産を旅する8(近畿日本ツーリスト) 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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