ラホール城・鏡の宮殿 ラホール城最大のみどころ、鏡の宮殿 シャー・ジャハーンが建てた妃ムムターズの居間 まるでおとぎの国のような美しさ 2015年1月訪問 正面から見た鏡の宮殿
鏡の宮殿の説明に戻ります。 鏡の宮殿の案内図があるのは左下の写真のあたり。 でも、左下の写真のゲートをくぐると右下みたいな光景。 右の写真は裁判所だった場所。あれ・・と思いますが、この裏手が鏡の宮殿。横に入口があります。 正面から見た鏡の宮殿 中庭の中央には噴水があり、わかりにくいですが浅い池になっています。 鏡の宮殿に近づきます。 入口は白大理石の柱とアーチ。庇部分は赤砂岩でしょうか。 少し前までは中に入れたということですが、今は柵があって入れません。 柵越しに見た鏡の宮殿。綺麗。 角度を変えて撮ってみました。壁や天井で輝いているのは全て鏡。 内部の様子。本当に美しい。
本当に綺麗。きれい。キレイ。 壁の模様は規則的なようで微妙に変化が付けられています。 下の方には様々なフレスコ画が描かれています。 ところどころ落剝はありますが、素晴らしい保存状態。 天井部分 青が美しい。宝石なのかペイントなのか。 近くで見れないのが残念。 繊細な美意識は柱にも見られます。宝石・半貴石による象嵌が残っていました。 鏡の間の左隣も宮殿となっていて、更に中庭を囲む形で部屋が続きます。 鏡の宮殿左隣の部分
中庭を囲む形で左側に折れた部分。
だいぶ傷んではいますが、かっては品の良い部屋だった気がします。 更に続いて白大理石のかわいい小館。 ナウラカー
ナウラカー内部 白大理石の透かし彫りに見事な象嵌。上で光っているのは黄金か鏡か・・・。
傷みが目立つものの、中央部分だけでなく両端の部分も見事。 柱にも見事な象嵌が残っていました。宝石・半貴石が埋め込まれています。
ナウラカーの横はベランダ。 このベランダからの眺めは素晴らしい。 中央はバードシャーヒ・モスク。左側にアラムギリ・ゲート。 バードシャーヒ・モスクもアラムギリ・ゲートもムムターズの死後の建設。 したがって、ムムターズはこの景色を見ていないのですが この素晴らしい景色は鏡の宮殿に似合ってます。 ともかく素晴らしいの一言に尽きる鏡の宮殿 鏡の宮殿を見るためだけにもラホール城に来る価値あり。 パキスタンの遺跡に戻る 南アジアの遺跡に戻る 参考文献 ユネスコ世界遺産⑤(講談社) 世界遺産を旅する8(近畿日本ツーリスト) 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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