オビドス リスボンから車で北に約1時間 歴代王妃の直轄地だった小さな町オビドス 中世の風情を残すポルトガルで一番可愛い町 2019年5月訪問 写真はサン・マリア教会広場 、b
町に近づくと水道橋が見えて来ます。 16世紀の王妃カタリナが町に水を供給するために築いた水道橋です。 水道橋は観光客用の駐車場まで続いていました。 バスを降りると教会があり、その後ろに城壁や塔が見えます。
教会は聖ジョアン・パティスタ教会。イサベル王妃が創設し、現在は美術館とされているそうです。 駐車場から町の入口へ。町を囲む城壁が延々と続いています。 町の門(ポルタ・ダ・ヴィラ) 町の門を入ったところに美しいアズレージョ(装飾タイル)があり オビドスの見どころの一つなのですが、なんと、修復工事中。 余りに残念無念なので絵葉書を買いました。見たかったなあ。 城壁の中から見た門。城壁に上る階段もありますが閉鎖されてました。 町に入ると道が二手に分かれています。 まずは左手の道を進みます。ディレイタ通りというメインストリート。
白壁の家が続きます。 黄色か青色で縁取っている家が多くて可愛い。 サンタ・マリア教会
自由時間に教会内部も見学したので、ここで紹介 教会の中は美しいアズレージョ(装飾タイル)で飾られています。 壁だけじゃなく天井まで美しいアズレージョ 美しいアズレージョは17世紀のもの アズレージョの美しさに満足して出てきてしまったのですが 実は内陣にオビドス市長の美しい棺があって見どころの一つだったみたいです。
カタリーナの泉は水道橋を築いた王妃が村人のために作ったもの
サンタ・マリア教会から少し歩けばサンティアゴ教会が見えて来ます。 城・城壁
残念なので、また絵葉書を買いました。この目で見たかったなあ、この景色。 こちらの絵葉書は城壁からの眺めではなさそうですが、ついでに買っちゃいました。 気を取り直して町を散策 民家の背後に城壁が続いています。 本当に可愛い町だなあ
サンタ・マリア教会から先は来た道とは一本違う道を散策してみることにしました。 左の扉が立派な建物はおそらくミゼリコルディア教会(慈善教会) 中世の風情を感じます。 小さな村なのに教会が多い。
散策していると建物の背後に城壁が見え隠れします。 花を飾る家が多くて、本当に可愛い町 町の入口まで戻って来ました。 ポルタ・ダ・ヴィラが修復中だったのと城壁に上れなかったのが残念でしたが 本当に可愛い町でした。 町を離れる時、車窓から撮ったオビドスの城壁 名残惜しいですが・・・オビドスの町が遠ざかります。 何時か、また訪れたいものです。 その時は城壁に上りたい。 ポルトガルの遺跡に戻る イベリア半島の遺跡に戻る 参考文献 中世の村オビドス ヴィットル・ヴィエイラ(オビドスで購入・日本語版) 図説ポルトガルの歴史 金七紀男著 河出書房新社ふくろうの本 21世紀世界遺産の旅 小学館 るるぶ情報版ポルトガル JTBパブリッシング 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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