アルハンブラ宮殿 スペインが世界に誇るアルハンブラ宮殿 残念ながら雨に降られましたが 雨にも負けない美しさでした。 2018年3月訪問 写真はナスル宮殿内のライオン宮
ヘネラリフェ
ヘネラリフェで最も当初の姿を留めているアセキアの中庭を目指します。 天気が良ければもっと素晴らしいんだろうなあ・・・
アーチを近くから撮ってみました。凄い技術。 庭園から見たアルハンブラ宮殿 左側の高い建物はレコンキスタ後の教会。右側の茶色い建物群が宮殿。 アルハンブラとは「赤い城塞」という意味との説もあり、ちょっと納得してしまいますが 実はかっての宮殿は白く輝いていたのだそうです。 中庭を抜けても美しい池や花々が次々と現れます。薔薇が美しいGWのころがおススメとのこと。 雨に振られたのが本当に残念ですが、 実はヘネラリフェには糸杉が多く、晴れていると春はスギ花粉が凄いそうです。 手入れの行き届いた庭を抜けるとアルハンブラ宮殿の城壁と宮殿内に水を運ぶ水道橋も見えました。
カルロス5世宮殿
立派な建物ではありますが アルハンブラ宮殿の統一感をかなり損なっているのも事実です。 カルロス5世宮殿の近くから見た景色。 手前のアーチがあるのがワインの門。その背後がアルカサバ(要塞) 団体客は門の右側の庭園を通ってナスル宮入口までぐるりと歩かされます。 アルハンブラ宮殿は30分ごとに300人しか入場できず、入場時間も厳格。 ナスル宮殿 宮殿入口が見えて来ました。 入口に入ると床にザクロのモザイク。グラナダとはザクロという意味。 メスアール宮 入口から細い通路を進むと、小さな入口
メスアールの間を出ると、小さな中庭に出ます。 ここは打って変わって、見事なイスラム空間。 メスアールの中庭と言い、かって王が謁見を行う場所でした。
とても綺麗だったんですが人が多くてゆっくり写真が撮れない。 30分300人の入場制限があるといっても宮殿内は結構狭いので大混雑です。 メスアールの中庭を抜けると、晴れていればアルハンブラ宮殿でも屈指の撮影ポイント コマレス宮とアラヤネスの中庭
美しい天井。糸杉の木を使い、白い部分は象牙という豪華さ。 美しい透かし彫りの窓と壁を埋め尽くすアラベスク模様 繊細なアラベスク模様。かってはどのように彩られていたのか。
ライオン宮 アラヤヌスの中庭を抜けると、ライオンの中庭と中庭を取り囲むライオン宮。 アルハンブラ宮殿最大の見どころです。 中庭中央にはライオンの噴水
庭の東側と西側にはパベヨーンという張り出した一画があります。 暑い時期、王はここで宴を楽しんだのだそうです。 入口から右に進みました。 アベンセラッヘスの間
更に右に進むと、中庭を挟んで入口と向かい合う部屋に出ます。 諸王の間 中庭東側には5つの空間が連なる諸王の間
更に右に進むと中庭北側の部屋 二姉妹の間
夢のような優美さ 二姉妹の部屋の奥にはバルコニーのある部屋もあります。 リンダラハのバルコニー リンダラハの庭を見下ろすバルコニー。リンダラハとは王の寵姫の名前だそうです。 ここにはステンドグラスも残っています。美しいという言葉しか出て来ません。 綺麗、美しい、凄いという言葉しか出てこなかったライオン宮。 名残惜しいですが、ライオン宮を後にします。
ナスル宮殿を順路に従って見学するとカルロス5世宮殿裏の教会の辺りに出るのですが、 折角なのでワインの門まで戻り、先ほど素通りしたアルカサバに行ってみました。 アルカサバ 割れた塔(中央)とオメナーヘの塔(右)
こちらは宮殿側の景色 左がナスル宮殿。コマレスの塔ってこんなに大きかったんだ・・・。 コマレスの塔裏手の高台にあるのがヘネラリフェ。ナスル宮殿右手がカルロス5世宮殿。 ベラの塔を目指しました。ベラの塔はナスル朝初期の王の居住空間だったそうです。
ベラの塔からの眺め。オメナーヘの塔、割れた塔、そして中庭の建物跡。 ナセル宮殿意外に狭かったけど、予想以上に綺麗だった。 それにしても雨に降られたのが実に残念。 スペインも異常気象らしく 「毎年3月にはアルハンブラ宮殿に来るツバメが来ない」とのこと イベリア半島の遺跡に戻る 参考文献 添乗員ヒミツの参考書魅惑のスペイン・紅山雪男著・新潮社 プロの添乗員と行くスペイン世界遺産と歴史の旅・武村陽子著・彩図社 アンダルシア散策・日本語版・エディルクスSL(現地で購入) 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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