セゴビア マドリッドからの日帰り観光も可能なセゴビア ローマ時代の水道橋、中世の街並み そして、白雪姫のお城のモデルとなった古城で有名 2018年3月訪問 写真はローマ水道橋
マドリッドから高速道路で北を目指すと雪山が見えて来ます。 雪山はグアダマラ山脈。目指すセゴビアは山脈の先にあります。
マドリッドのホテルを出て1時間45分 セゴビア市街に入る前に、アルカサルのビューポイントに立ち寄りました。 見事に逆光になってしまいましたが、実に美しい城です。 セゴビアの旧市街は2つの川に挟まれた高台にあり、船のような形をしています。 アルカサルはちょうど船首にあたる部分に建てられているとのことでした。 ビューポイントで写真を撮った後は崖に沿って旧市街に向かいます。 途中見えたアルカサルの姿・・・確かに、さっき崖下から見たのとは全く違う姿。 そして、街に入ると、見えて来たのはローマ時代の水道橋 ローマ水道橋 水道橋の近くで下車して観光。凄い。高い。大きい。
水道橋の下はアソゲホ広場 広場から見た水道橋。左右の端が高台になっているのが分かります。 高台に上ってみました。下から見たのとは違う迫力。
地震とかないんでしょうけれど・・・崩れないのは本当に凄い。 水道橋を見学してから、歩いて旧市街の散策へ 旧市街 旧市街を歩くと古い様式の建物が目に付きます。 これは「嘴(くちばし)の家」と呼ばれる建物。壁面がピラミッド型の石を敷き詰めたようになってます。 15世紀の貴族の館を16世紀に改築したもの こちらの建物は壁面の装飾が美しい。 エスグラフィアードと呼ばれる漆喰による装飾で、旧市街の多くの家で見られます。 少し歩くと広場に出ました。サン・マルティン広場と言い、 16世紀にカルロス1世に反旗を翻したファン・ブラボの像が立っています。 後ろの教会は12世紀に建てられたロマネスク様式のサン・マルティン教会。
カテドラルまで来ました。カテドラルの前はマヨール広場 カテドラルのドームとゴシック様式の尖塔。スペイン最後のゴシック建築。 カテドラルの前に広がるマヨール広場
写真中央の高い鐘楼を持つ教会がイサベル女王が戴冠式を行ったサン・ミゲル教会。
マヨール広場から更に歩いてイサベル女王も暮らしたアルカサルに向かいます。 アルカサル
暖炉の間には火鉢もあって、昔は寒さ対策が大変だったんだろうなあ・・って思います。 同時代のイスラムのアルハンブラ宮殿に比べると、私的空間は質素な印象。 暖炉の間の隣は公的空間。玉座の間です。こちらは豪華。
玉座の間に面するホール。ここも天井は美しいイスラム様式。 奥にイサベル女王の戴冠式の絵。 このホールはガレー船の間と呼ばれているそうです。
ガレー船の間に続く王の執務室を抜けると女王の寝室。 ベッドが小さく見えるのは部屋が広いから。イスラム風の飾りが美しい。
礼拝堂。ここでフェリペ2世とオーストリアのアナ王女の婚姻ミサが行われました。。
フェリペ2世はイサベルのひ孫にあたるスペイン黄金時代の王です。 フェリペ2世は妃に先立たれることが続き、4人目のアナ王妃によって初めて子をもうけることができました。 アルカサルから見た旧市街。断崖に沿って城壁が築かれています。 この後、セゴビア名物の子豚の丸焼きを美味しくいただきました。 食事を楽しんだ後はセゴビアを離れます。 旧市街の門が歴史を感じさせてくれました。 イベリア半島の遺跡に戻る 参考文献 添乗員ヒミツの参考書魅惑のスペイン・紅山雪男著・新潮社 プロの添乗員と行くスペイン世界遺産と歴史の旅・武村陽子著・彩図社 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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