トレド マドリッド南西に位置する古都トレド マドリッドからの日帰り観光も可能ですが 1泊では物足りないほど素晴らしい街です。 2018年3月訪問 展望台から眺めるトレド全景
小高い丘の上にあるトレド旧市街には、なんとエスカレーターで向かいました。 2000年にできたという長い長いエスカレーターを昇り、坂道を上ると13世紀の教会
私たちのツアーでもトレドで訪れたのはグレコの絵で有名な場所でした。 サント・トメ教会
「オレガノ伯の埋葬」を満喫した後は、サン・トメ教会の裏手に回り、道なりに進みました。
カテドラル(大聖堂) ゴシック様式のカテドラル。周囲には市庁舎や裁判所が並びます。 トレドのカテドラルはスペインで2番目の規模。
大聖堂の中に入ると高い天井に圧倒されます。ステンドグラスやレリーフも美しい。 入口近くにある宝物室には金銀宝石で飾られた聖体顕示台が置かれています。
続いてはカテドラルの中心に移動 スペインの大聖堂の特徴は中央に内陣と、それに向き合う形でコロ(聖歌隊席)があること
聖歌隊席の上には左右に巨大なパイプオルガン 内陣を鉄柵の間から覗いてみました。 キリストの生涯を描いた多くの絵で飾られています。 内陣の壁に沿って奥に進みます。
多くの優れた絵画が置かれた聖具室 天井画はナポリのルカ・ジョルダーノ作。
グレコが彫った額縁の飾り 周囲にはグレコが描いた12使徒
グレコ以外にも有名な画家の作品が多くてびっくり
夕食後、すっかり暗くなってライトアップが始まった広場。 後ろにライトアップされたアルカサルも見えます。雨があがって良い風情。 アルカサルの近くでタクシーを拾いました。 夜中、激しい雨音で目を覚ましました。天気が心配でしたが、目覚めれば青空。 展望台から見たカテドラル 朝日がトランスパレンテを照らしているのでしょうね。 アルカサルの大きさも改めて実感 近くから写真を撮ろうとしたのは無謀でした。 トレドは奈良の姉妹都市 奈良が一泊では到底廻りきれないのと同じで ごく一部の観光となりました。 いつか連泊して、じっくり観光したいなあ。 道に迷いそうではありますが。 イベリア半島の遺跡に戻る 参考文献 添乗員ヒミツの参考書魅惑のスペイン・紅山雪男著・新潮社 プロの添乗員と行くスペイン世界遺産と歴史の旅・武村陽子著・彩図社 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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