ホジャンド タジキスタン第二の街ホジャンド シルダリヤ川が流れるタジキスタン北西部の街。 タジキスタンで最も歴史ある街でもあります。 2015年9月訪問 写真は街の中心バザール広場と金曜モスク
広場中央にある噴水 金曜モスクの横にはシャイフ・ムスリヒディンモスクと神学校 シャイフ・ムスリヒディンは13世紀のホジャンドの支配者で詩人。 13世紀に建てられたモスクはモンゴルに破壊されましたが その後16世紀に再建。モスクのドームには鳩がいっぱい。 広場に面するバザール入口 広場にもお店がいっぱい
肥沃なフェルガナ盆地の農作物もたくさん
シルダリヤ川
川のほとりに建つモニュメント
モニュメントの近くは公園になってます。 モニュメント近くの小高い丘
もっとも、この地にはその後も要塞が建てられていて、現在見えるのは7〜8世紀の砦跡。 現在はモンゴル帝国に破壊された要塞を一部復元して博物館にしています。 ソグド州立博物館 復元された要塞の中は博物館 街の始まりがアケメネス朝ペルシャの時代だからか ペルセポリスから持ってきたようなアケメネス朝ペルシャ時代の展示品が並びます。 もちろん全てレプリカ
ゾロアスター教の開祖ザラスシュトラを描いた絵画 ゾロアスター教はアケメネス朝ペルシャの国教とも言うべき宗教 イラン系のソグド人も信仰していました。 この博物館が気合を入れているのがアレクサンダー大王の生涯を描いた部屋 誕生から死までを幾つもの大壁画で説明しています。
大王とロクサネ 大王はこの地のソグド人王の娘ロクサネと結婚します。 ロクサネの左にはゾロアスター教を示す火の祭壇 どうやらホジャンドの人々はアレクサンダー大王が大好きみたいです。 ソグド人の肖像? なぜかとても東洋風
博物館入口に飾られていたティムール・マリック ティムールと言ってもティムール帝国のティムールではなく この地でモンゴル軍と戦った勇将です。 ちょっと雨がぱらつく天気だったのは残念でしたが なんともかわいい街でした。 特に博物館周辺は、とても綺麗。 タジキスタンの遺跡に戻る シルクロードの遺跡に戻る 参考文献 興亡の世界史05 シルクロードと唐帝国(森安孝夫著・講談社) 中央アジアの歴史 新書東洋史(間野英ニ著・講談社現代新書) 文明の十字路 中央アジアの歴史(岩村忍著・講談社学術文庫) 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
|||||||||||||||||||||