ノルブリンカと西蔵博物館 歴代ダライ・ラマの夏の離宮ノルブリンカ 現在は広大な公園となっています ノルブリンカと隣接するチベット博物館を訪ねました 2010年5月訪問 写真はダライ・ラマ14世の夏の離宮
ノルブリンカ ノルブリンカの入口にはチベット風の門がありました。 ノルブリンカは2008年の北京オリンピックに合わせて整備されたそうですが これは元からあった門が修復されたものなのでしょうか。 門の屋根には法輪を回す鹿。細工や塗が非常に精緻で綺麗です。 門の左右にいるのは日本の狛犬にあたる獅子でしょうね。こんなにかわいくて良いのか。 ケルサン・ポタン ノルブリンカで最初に建てられたダライ・ラマ7世の離宮です。 部屋にはタンカが張り巡らされていました。 山珊瑚・トルコ石といった宝石で飾られています。 タクテン・ポタン 気持ちのいい木立の中を進むと立派な建物が見えて来ました。 ダライ・ラマ14世の夏の離宮だったタクテン・ポタンです。 建物の前には鉢植えの花が丸く並べられていました。
金色の屋根の頂上には金の法輪と鹿。 その両脇に置かれているのは半人半鳥のキンナラのようです。 丸い窓がお洒落。バルコニーのレリーフも綺麗です。
ツォキル・ポタン 池の端に2つの建物がありました。湖中楼とも言うそうです。 気持ちの良い場所です。散策にはぴったり。 ウジン・ポタン
西蔵博物館 ノルブリンカから歩いてすぐのところに博物館があります。 この博物館は近年外国人にも開放されるようになったもの。 羅刹女仰臥図
金で書かれた大乗経 タンカ(仏像の掛け軸)は非常に充実しています。 美しい仏たち。 チベット独特の仏たち。怪しい魅力。 高僧が描かれることが多いのもチベットの特徴。 曼荼羅と美しい仏像。 祭礼で用いられる仮面 骨笛・カンリン(左下)とシャーマンの帽子(右下)
こちらはチベット天文学(左下)とチベット医学(右下)を示すものでしょう。 左下、ガイドさんは宇宙と時間の曼荼羅と説明していました。 清朝の陶器(左下)と玉(右下)
ノルブリンカで気持ちの良い散策をして 博物館でチベットのお勉強 チベット入口に戻る 参考文献 旅行人ノート・チベット(旅行人編集部) 地球の歩き方・チベット(ダイヤモンド社) 週刊中国悠遊紀行 bQ0(小学館) 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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