イスタンブール 東西文明の交差点イスタンブール ビザンティン帝国とオスマン・トルコ帝国の首都だった街。 紀元前7世紀から栄え続けた世界でも稀な都市です。 2002年8月訪問 写真はガラタ橋
スルタン・アメフット・モスク(ブルーモスク) スルタナメット広場から見たスルタン・アメフット・モスク
ブルー・モスクという通称は内部の美しい青タイルからきています。 本当に、青が美しい。モスク内部はフラッシュ禁止なのが残念です。 アヤ・ソフィア ブルーモスクを背に撮ったアヤ・ソフィア(おじさんは関係ない)
キリストのモザイクです。 こちらはイスラムの文字装飾
左の写真、ドーム天井部分に聖母子が残っています。キリスト教とイスラム教の不思議な同居です。 時間がなく見学できなかったのが残念です。 地下宮殿 スルタナメット広場のすぐそばに「地下宮殿」はあります。
シュレイマニエモスク
トプカピ宮殿 アヤ・ソフィアやブルーモスクにも近いボスフォラス海峡に面した地にトプカプ宮殿はあります。
とはいえ、観光客としては、やはり一番の関心はハーレム。スルタンと女性だけの空間。 思ったより小さい入り口を通り、宦官たちの生活ぶりを示す展示を見て、更に進むと・・・ スルタンの生活空間。いきなり別世界です。 写真は皇帝の広間。 スルタンと母・第一夫人・愛妾・子供たちだけが入れた部屋です。 素晴らしい。 次々と現れる美しい部屋の数々。 タイルの見事さはため息ものです。 花や果物の描かれたアメフット3世の食堂 「フルーツの間」と呼ばれています。
それでも美しい部屋に入ると、ひたすら感動してしまうのも事実。 これだけの装飾が調和しているのが不思議。
古代オリエント博物館
左下は新バビオニア時代、ネブカドネザル2世が築いたバビロンの門のレリーフ。 右下は新ヒッタイト時代のスフィンクス 考古学博物館 古代オリエント博物館のすぐ隣に考古学博物館があります。 トルコから出土したものが展示されていますが、圧巻はギリシャ・ローマ時代のもの。 左はローマ時代のマルシアスの像。アポロンに音楽を挑んで敗れたマルシアス。 右は前5世紀のリキアの石棺。上は女性の顔と胸を持つスフィンクス、下はケンタウロスの戦い。
カーリエ博物館 旧市街、テオドシウスの城壁近くにカーリエ博物館はあります。
フレスコ画も見事だけれど圧巻はモザイク。 キリストの生涯やマリアの生涯を描いたモザイクは実に見ごたえがあります。 この博物館では売店に日本語の説明書も売っていたので読みながら見学するといいと思います。 キリストとマリア 聖母子 イスタンブールは見どころが多く、見学できたのはごく一部です。 グランバザールでの買い物や街歩きだけでも時間が過ぎていく・・・。 私は3日滞在したのですが、1週間でも足りない気がします。 親日国なので楽しい旅ができる場所です。 西アジアの遺跡に戻る 参考文献 イスタンブール歴史散歩(新潮社 とんぼの本) イスラムの誘惑(新潮社) 世界遺産を旅する10(近畿日本ツーリスト) イスタンブール考古学博物館(トルコにて購入) コーラ(トルコにて購入、カーリエ博物館の解説本です) 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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