パムッカレとヒエラポリス トルコ南部パムッカレ 白い石灰棚と青い温水の奇観は幻想的です。 近くには古代の温泉保養地ヒエラポリスも残ります。 2002年8月訪問 写真はパムッカレ
とはいえ、よく見ると干上がった石灰棚も目に付きます。
とはいえ、今でも十分美しいし、幻想的。 白い石灰棚も綺麗ですが、美しい色の温泉です。 パムッカレの温泉は神経痛や腎臓病に効能があるのだそうです。 ヒエラポリス パムッカレの石灰棚のすぐそばにヒエラポリスはあります。 写真は遺跡中央部のドミティアヌス帝の門から続く列柱道路。
三連のアーチが残るドミティアヌス帝の門。 後ろには列柱が見えますし、石畳も綺麗に残っています。 決して大きな遺跡ではありませんが、列柱道路の保存状態は結構良好。 遺跡に残る柱の数々。 保養地ということですから、お金持ちの街だったんでしょうね。
ガイドさんに言わせると、この遺跡で見るべきは劇場より墓地だということです。 ネクロポリスと呼ばれる共同墓地は小アジア最大級。 なんと1000を超えるお墓があるのだそうです。 こちらのお墓は、家のような形をしています。手前には棺。 円墳のように見えますが、これもお墓です。 明るい太陽のもと、お墓と言っても暗さが全くありません。 昔のお金持ちは温泉で老後を楽しみ、 死後も陽射しに包まれて眠りたかったんでしょうか。 一度は見たいパムッカレ。 水量が減ったとはいっても、まだまだ美しい。 できれば一泊して、もっとヒエラポリスもゆっくり見たかったなあ。 西アジアの遺跡に戻る 参考文献 世界遺産の旅(小学館) 世界遺産を旅する10(近畿日本ツーリスト 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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