カハル・ペチ グアテマラ国境にほど近いサン・イグナシオの街。 街から歩いて行ける場所にカハル・ペチ遺跡があります。 ちょっと地味ですが、迷路のような遺跡です。 2004年8月訪問 写真はプラザB
遺跡入口にあった案内図の看板
遺跡は林の中にあります。陽射しが強いので木陰が多いのは助かります。 プラザBにある基壇。 これは先古典期の非常に古いものだそうです。 現地ガイドさんの話ではオルメカの影響があるということでした。 どこらへんが影響なのかは聞きそびれましたが、漆喰の装飾が面白いです。
プラザBでは基壇が広場を囲んでいて、ところどころに建造物も残っています。 基壇部分にも壁や柱が残っているので、かっては建造物が、ぐるりと取り囲んでいたのでしょう。 プラザBに残る建物には綺麗なマヤ・アーチが残っていました。 この遺跡は多くのマヤ・アーチが残っていて、それが見どころのひとつだそうです。 あまり大きくはありませんが、神殿ピラミッドがありました。 このピラミッドの地下から墓が見つかっているそうです。
神殿ピラミッドの上から、プラザAを見下ろしてみました。 プラザAも中庭を囲んで建造物が並んでいます。
いつの間にか、こんな場所に出ました。 たぶんプラザFだと思うのですが、自信はありません。 2階建ての建物がありました。どちらかというとシンプルな造り。 遺跡には球技場もあります。 残念ながら下の部分しか修復されておらず、上の方はジャングルに埋もれています。 カハル・ペチ遺跡には小さな博物館もありました。 香炉など、見どころも多いです。 地味だけど迷路みたいな面白い遺跡。 シュナントゥニッチ遺跡から車ですぐです。 ベリーズの遺跡に戻る 中米の遺跡に戻る 参考文献 マヤ終焉(新評論) ベリーズの遺跡に触れている日本語の本は少ないようです。 基本的に現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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