カラクムル ティカルと覇権を争ったカラクムル かっての王朝名は「カーン(ヘビ)」 2014年3月、初めて訪れることができました。 写真はカラクムル最大の規模を誇る建造物2 カラクムルの歴史
遺跡へ 前書きが長くなりましたが、いよいよ遺跡です。 写真は入口にあった遺跡の地図
北のアクロポリス
ここから発見された壁画というのはこれだと思います。 国立宮殿のマヤ展で、写真が展示されていました。ちょっと光ってるのが残念ですが。 グラン・アクロポリス 少し歩いて建造物のある場所に出ました。グラン・アクロポリスです。 入口の地図にあった一番左の場所(左下)です。拡大してみました(右下)。 建造物13
建造物13のすぐそばに球技場もありました。 グラン・パレスを進むと、朽ちた石碑が次々と現れます。大きな石碑です。 たぶん建造物14(左下)と建造物15(右下)
セントラル・アクロポリス いよいよセントラル・アクロポリス。カラクムルのハイライトです。 遺跡入口の地図と拡大写真。
まずは建造物7。石碑が5つ並んでおり、重要な建物だったことが分かります。 ここからは綺麗な翡翠の仮面が見つかっているとのこと。 重要な建物なんでしょうが、遺跡見学ではここからの眺めが重要。 頂上からの眺めがこちら。 建造物7の頂上からは2つの丘のようなものが見えます。 これが建造物1と2。左から建造物1・建造物2と並んでいます。
建造物2を望遠で撮ってみました。 こちらは建造物1 頂上に人が登っているようです。 眺めを楽しんだ後、建造物2を目指して広場を進みます。 左下は建造物4-b、右下は広場を挟んで建つ建造物6 その先に石碑が乱立する小さな建造物。建造物5です。 建造物5の先に建造物2が現われました。 とても大きな建物です。 登ろうとしたら先行グループから正面階段は突き当りと言われました。 右側の階段から登らないと頂上までいけないそうです。 実はこの建造物2、下からは本当の頂上が見えません。 教えてもらったとおりに右側から登るとこんなところに出ました。 ここでようやく本当の頂上が見えます。 頂上を目指しますが、ちょっと迷路のようになっていて道が分かりにくい。 建造物2の全体像は航空写真でないと分かりません。 それくらい巨大な建造物というわけです。 上の写真は正面階段の行き止まりにある建造物部分の右下あたり。 建造物2の半分というか3分の2くらいの場所です。ともかくでかい。 この写真、実は遺跡まで乗った車を飾っていたものです(笑)。
建造物2の頂上からの眺めは素晴らしい。 左下は建造物1。右下の写真でジャングル内に小さく写っているのは先ほど登った建造物7。 建造物2の頂上からは30キロ先のエル・ミラドールが見えることもあるそうです。 見えているのか、いないのか。それとも全く方向が違うのか。
メキシコの遺跡は公園化が進んでいますが カラクムルは発掘が進んでいないせいか野趣残る遺跡です。 帰り道、大きな白い蝶の群れが乱舞していました。 次々と現れる蝶の群れ。 どこから来るのか途切れない蝶の群れ。 なんとも印象的でした。 中米の遺跡に戻る 参考文献 古代マヤ王歴代誌(創元社 中村誠一監修) 古代マヤ・アステカ不可思議大全(草思社 芝崎みゆき著) 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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