火焔山とベゼクリク千仏洞 トルファンの東に位置する火焔山 火焔山の中にあるベゼクリク千仏洞 トルファンでは見落とせない場所です。 2015年5月訪問 写真はベゼクリク千仏洞入口前の火焔山
しばらく進んでから、バスは道を折れて、火焔山の内側に入って行きます。 少し景色が変わってきました。しわしわが無くなって、赤くなってきました。 途中、なにやら怪しげな景色。 ここにも悟空の像があります。 お土産屋さんだったらしいんですが、今は閉鎖されているとのこと。 ベゼクリク千仏洞の駐車場に着きました。 ここにも悟空たちの像が立っています。 そして、目の前には赤い火焔山。 なんというか、イメージとおり。 駱駝が何匹も客待ちしていました。こぶが二つのふたこぶ駱駝です。 近くで写真撮影するだけなら10元。上の方まで行くと50元。 油断すると上の方に連れて行かれて50元請求されるみたいです。 悟空たち、三蔵法師一行の像 悟空は火焔山の火を消す芭蕉扇を持っています。 この悟空たち、結構出来が良い。このあたりで一番最初に作られた悟空像らしいです。 火焔山でのお遊びはこれくらいで、ベゼクリク千仏洞を見学。 ベゼクリク千仏洞
この先の石窟が現在公開されている石窟 見学できるのは6窟のみ。どこが見学できるかは当日にならないと分かりません。 そこらへん、さすが中国。 失われた壁画 まずは20窟。ここでベゼクリク千仏洞の歴史を学びます。
15窟(10世紀)、ロシア探検隊剥取(絵葉書) 奪われた壁画の中には当時の風俗を描くものもありました。 8世紀ころのウイグル族貴族を描いた「回鶻供養人図」(ドイツ探検隊剥取) (新疆ウイグル自治区博物館写真展示) 20窟で説明を聞いてから、27窟・31窟・33窟・34窟・35窟・39窟を見学しました。 あれ、6つしか見学できないはずが7窟見学してます。20窟は数に入らないのかな・・・。 ベゼクリク千仏洞も中国の他の石窟同様に石窟内部の写真撮影は厳禁です。
33窟 八王分舎利図
ベゼクリク千仏洞、破壊されつくされたと思っていただけに 意外と残る壁画に感動。 でも、本来の物が残っていたら素晴らしかったんだろうなあ。 トルファンに帰ると緑に癒されます。 葡萄はトルファンの名物。街中にも葡萄棚ができています。 トルファン、素敵な街でした。 もう1泊したかったな。 シルクロードの遺跡に戻る 中国の遺跡に戻る 参考文献 玄奘三蔵 岩波新書 前嶋信次著 玄奘三蔵、シルクロードを行く 岩波新書 前田耕作著 シルクロード・新疆仏教美術 新疆大学出版社 新疆国寶録 新疆人民出版社漢文発行所 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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