ヒヴァ(イチャン・カラ) ヒヴァ・ハーン国の首都だったヒヴァ 城壁に囲まれた古い街並みは世界遺産となっています。 2007年8月訪問 写真はクニャ・アルク見張り台からの景色
城壁
西門 ヒヴァの入口。西門です。 ここを入れば、街中が世界遺産のイチャン・カラです。 ムハンマド・アミン・ハーンのメドレッセとカルタ・ミナル
クニャ・アルク(クフナ・アルク)
この宮殿、他にも造幣局とかモスクとか色々見どころはあります。 タイルも実に美しい。 でも、一番楽しいのは、なんといっても見張り台。 左はカルタ・ミナルとムハンマド・アミン・ハーン・メドレッセ、その手前は宮殿の謁見の場 右は城壁。なかなか曲線が美しい。煉瓦で強度を保つにはこの曲線が大事なのだそうです。 見張り台からはイチャン・カラが一望できます。 色々なミナレットがありますね。 いい景色ですが、逆光になってしまうのが残念。 イチャン・カラでは砂漠の炎天と熱風を避けるため建物は太陽に背を向けて建っているのだとか。 ムハンマッド・ラヒム・ハーンのメドレッセ
パフラヴァン・マフムド廟
イスラム・ホッジャ・メドレッセとミナレット
ヒヴァで一番高いミナレットだけあって、街角の色々なところから眺めることができます。 このミナレットの周囲にはお土産屋さんや民芸品の工場があって楽しい。 ジュマ・モスク(金曜モスク) ジュマ・モスク(金曜モスク)とは、その街で一番のモスクのこと。 ヒヴァのジュマ・モスクは東門と西門の中間あたりに位置します。 このモスク、外見は地味なのですが、入ってみるとびっくり。
タシュ・ハウリ宮殿
謁見の間
ここのタイルも見事。 くつろぎの間 更に進むと、今度は宴会を行った場所に出ます。ここは「くつろぎの間」と呼ばれる場所。
ハーレム 最後はハーレム 中庭に面して南側にハーンの母・姉妹と4人の正妻のためのアイヴァンが並んでいます。 正妻たちのアイヴァンの向かい側(北側)は2階建てになっていて侍女達の部屋等になっていました。
東門 最後に東門。不気味な雰囲気
ヒヴァの夕暮れ 夕食の前に、もう一度、クニャ・アルクの見張り台に昇りました。 夕陽がヒヴァを美しく照らしていました。 城壁が赤く染まってきました。夕食のため見張り台を下りるとカルタ・ミナルも夕陽に染まっています。 夕闇が迫ってきているようです。 そして、夕食の後は美しい夜空が・・・。 ヒヴァの街はおとぎ話の世界のようでした。 暑くて、午後の数時間は観光も休みましたが 世界遺産でお昼寝というのも贅沢だった気がします。 シルクロードの遺跡に戻る ウズベキスタンの遺跡に戻る 参考文献 世界遺産を旅する10(近畿日本ツーリスト) イスラムの誘惑(新潮社) 21世紀世界遺産の旅(小学館) 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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