サマルカンド 中央アジア最古の都市サマルカンド シルクロードの十字路。文明の交差路。青のサマルカンド。 ティムールの築いた都は美しいだけでなく見どころ満載です。 2006年8月訪問 写真はレギスタン広場
レギスタン広場 広場手前の噴水。広場ヘは、ここから少し下がっていく形 レギスタン広場は3つのメドレッセ(神学校)が建ち並ぶサマルカンドの中心地 左からウルベルク・メドレッセ、中央がティラカリ・メドレッセ、右がシェルドル・メドレッセ。
ウルベルク・メドレッセ
シェルドル・メドレッセ
ティラカリ・メドレッセ
青が美しい
天井がまぶしい。
ともかく美しい空間 信じられないことですが、ここは20世紀初頭にソ連によって徹底的に破壊されています。 当時の写真が展示されていましたが、よくぞ、ここまで修復したものだと感動。 国立文化歴史博物館 レギスタン広場のすぐ近くに国立文化歴史博物館があります。 ウズベキスタン各地の出土品が展示されていました。 たぶんレプリカだと思うのですが、印象的な壁画が多かったです。
グル・エミール廟
美しい天井 荘厳かつ豪華
実はグル・エミール廟は私たちの泊まったホテルのすぐ近くでした。 廟の入口付近からホテル方向を撮った写真。 茶色いドームはルハバッド廟。14世紀の神秘主義者の霊廟です。 ビビ・ハニム・モスク
玄関を抜けると正面にモスク本殿(左)が、左右に小さな寺院(右)があります。 かっては左右の小寺院を取り囲む形で回廊があったようですが、今は全く残っていません。 本殿正面にはコーランを置いたという巨大な石の台が残っています。 しかし、本殿は痛みが激しい。今も修復中のようではありますが・・。
バザール ビビ・ハニム・モスクのすぐ隣はバザール。 ドライフルーツやパン、多くの人々で賑わっています。 シャーヒ・ジンダ廟群
更に進むと、ちょっと広い場所に出ました。 ここにも、こんな風に廟が並んでいます。 左から3つ目は未完成の廟で、ティムールの部下の将軍のもの。 タイルのモザイクが素晴らしい。様々な青が見事です。 この先がクサム・イブン・アッバース廟。
クサム・イブン・アッバース廟の先は突き当たりで、3つの廟が並んでいました。 ティムールの先生や妻の霊廟だそうです。微妙に異なる青が美しい。 現地ガイドさんによると、左右がティムールの妻、中央が先生。
ウルグベク天文台
アフラシャブの丘 現在の市街からバスで約15分くらいのところにアフラシャブの丘はあります。 ここはチンギス・ハーンによって徹底的に破壊された旧サマルカンドの跡地。 破壊が余りに徹底的だったため、人々はこの地での再建を諦め、隣接する現在の場所に街を再建しました。
この博物館で最も有名なのが8世紀の壁画。かって王宮を飾っていたと考えられています。 下は宮殿に向かう使節団の壁画の一部。ソグド人を描いたものと言われている部分。 白い象に乗った王女を先頭とする使節団の一部です。 左下、上の写真の駱駝に乗ったソグト人の使節。 右下は中国から来た姫が舟遊びをしているところ。 画面の下には母鳥が子供達に餌をあげているシーンが描かれています。 青のサマルカンド 憧れていた場所は期待を裏切りませんでした。 見どころ満載。もっとゆっくりしたかった。 シルクロードの遺跡に戻る ウズベキスタンの遺跡に戻る 参考文献 世界遺産を旅する10(近畿日本ツーリスト) イスラムの誘惑(新潮社) 21世紀世界遺産の旅(小学館) 週刊シルクロードbP1(朝日新聞社) 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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