ナポリ 「ナポリを見て死ね」と讃えられながら 一時は観光客も敬遠する地となっていた街 今、再び輝きを取り戻しつつあります。 2017年8月・10月訪問 写真はナポリ湾から見たヌオーヴォ城と王宮 ![]()
卵城 ![]()
ナポリ湾に沿って歴史ある建物が並びます。フェリー乗り場からの景色 ![]() ヌオーヴォ城 フェリー乗り場近くのヌオーヴォ城。ヌオーヴォとは「新しい」という意味 卵城の後に造られた王の居城・カプアーノ城の後に13世紀に造られた城。 ![]() ナポリ湾から国立考古学博物館に向かう途中に立派な広場がありました。 ダンテ広場とアルバ門 16世紀に市場だった場所に立つダンテ像。 広場を半円状に囲む建物には王の徳を擬人化した27の像が並びます。 ![]()
門の下では古本市が開かれていました。 ナポリ国立考古学博物館 ![]() ナポリ国立考古学博物館はポンペイからの出土品などを展示する素晴らしい博物館です。 教科書でお馴染みのアレクサンダー大王とダレイオス3世の戦いのオリジナルはここにあります。 ![]() ナポリ国立考古学博物館は独立してまとめました。 プリンチペ・デ・ナポリ・ギャラリア お洒落な通り ![]() スパッカナポリ ナポリ旧市街を東から西に真っ直ぐ走る道、スパッカナポリ 観光の起点となる広場を目指します。 ジェズ・ヌオーヴォ広場
18世紀に建てられたインマコラータ(無原罪の聖母)の尖塔です。 スパッカナポリとはナポリをスパッカ―レ(2つに切る)という意味。 日本語のスパッと切ると語感が似てますね。実際、細い道が東西に真っ直ぐ走っています。 スパッカナポリの中心となる通りはビアジョ・デイ・イブレイ通りとトリブナーリ通りで こちらはビアジョ・デイ・イブレイ通り
スパッカナポリには古い寺院やお店が並ぶナポリの散策スポット まずは広場周辺を観光 ジェズ・ヌオーヴォ教会
入口にはイエズス会の紋章 ![]() 豪華絢爛な教会内部。バロック様式。 ![]()
教会の左右には礼拝堂が並びます。 ![]() 教会入口の上には巨大なフレスコ画が描かれています ![]() 「神殿から追放されるヘリオドロス」 ![]() サンタ・キアーラ教会
簡素な教会内部 ![]() 主祭壇にはアンジュー家のロベルト1世の墓碑。彼の一族も葬られています。 ![]() ステンドグラスが美しい。
キアラ女子修道院(クラリッセ)の回廊
美しい回廊。壁のフレスコ画も綺麗です。女性らしい優しい色合い。
中庭のマジョルカ焼のタイルで飾られた柱とベンチ ![]() この美しさは女子修道院ならでは・・・でしょうね。イタリア人はやっぱりセンスが良い。
噴火するベスヴィオ火山 ![]() 猫に餌をやる修道女 ![]()
美しい回廊を出て通りに戻ります。 通りを散策していると、昔の貴族の館が点在しているのに気が付きます。
ニーノ像 ナイル河を擬人化した像 ![]() ビアジョ・デイ・イブレイ通りに並行して東西に走るトリブナーリ通りにも行ってみました。
煉獄教会の髑髏のレリーフ ![]()
サンタ・キアラ教会のプレセピオ ![]()
ナポリ、2回訪れましたが、コワイという思いは一度もしませんでした。 ローマの方が治安悪かった気がする。 ホテルからはヴェスヴィオ山を染める朝焼けも見れました。 ![]() ナポリ、機会があったら長逗留して 王宮なんかも見てみたい。 イタリア周辺の遺跡に戻る ![]() 参考文献 ナポリと南イタリアを歩く 小森谷賢二・小森谷慶子著 新潮社 とんぼの本 南イタリアへ!地中海都市と文化の旅 陣内秀信著 講談社現代新書 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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