シパン 北ペルーのチクライヨ郊外、ライバイケにシパン遺跡はあります。 紀元前後から後700年にかけて栄えたモチェ文化の遺跡です。 1987年、ツタンカーメン以来と騒がれるほど大量の金製品が発掘されました。 2011年9月訪問 写真は発掘時を再現したレプリカ
実際のワカ・ロハーダは復元図を見ないと往年の姿を想像することすらできません。 単なる泥の山です。 右下は神殿部分、左下は神殿から王墓を眺めたもの。
遺跡に戻って、次は神官王と呼ばれる王の墓。こちらも妻、子供、殉死者・・・ 子どもと一緒に何故か犬とヘビも
不思議な姿のものが多いです。 身近な植物や生き物の土器はかわいい。トウモロコシやフクロウ。 最後に写真撮影禁止のシパン王墓博物館。 ワカ・ロハーダに行かずとも、ここには行くべし。 モチェの神々の不思議な造形や金色の光にくらくらします。 正直、こんなに面白いとは思いませんでした。 南米の遺跡に戻る 参考文献 古代アンデス 神殿から始まる文明(朝日新聞出版・大貫良夫/加藤泰建/関雄二 編) 沈黙の古代遺跡 マヤ・インカ文明の謎(講談社+α文庫・増田義郎監修・クォーク編集部編) 黄金王国モチェ発掘展(TBS) 参考文献が少なく、基本的に現地ガイドさんの説明を紹介しています。 今後、発掘調査が進めば、全く違う事実も出てくるかもしれません。 |
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