ブラ・レジア チュニジア北部にあるブラ・レジア 珍しい地下住居と美しいモザイクが見られる遺跡です。 2011年1月訪問 写真はアンフィトリテの家のアフロディーテのモザイク
共同浴場 遺跡入口で目を引く大きな建物はローマ時代の共同浴場
宝物の家 浴場から北に進むと宝物の家と呼ばれる住居跡に出ます。 モザイクが綺麗なのですが、実はこの住居、地面を掘って作った家。見下ろす形で見学です。
狩猟の家 のどかな道をしばらく進むと狩猟の家と呼ばれる家に出ます。 この家は大変大きく、玄関が3つある他、トイレ・浴室もあります。浴室があるのは豊かさの証。 小麦や大麦をひく丸い石も残っていました。 地下の中庭を囲む柱も見事です。 ここも地下は食堂と寝室になっているそうです。 食事と睡眠は涼しいところで・・・というのは最近の日本も暑いから分かりますね。 新狩猟の家 狩猟の家のすぐ隣に新狩猟の家があります。 ここからは見事なモザイクが発見されています。 ライオン狩りのシーンなのでしょうか。 アンフィトリテの家 少し離れたところにアンフィトリテの家があります。 ここは地下に入ることができます。
アフロディテの右はケンタウロス。左はポセイドン。 ケンタウロスとポセイドンの頭はカニですし、多くの魚たちも描かれています。 モザイクが細かく、素晴らしい。 かってはアフロディテの目に真珠が埋め込まれていたのだとか。 アンフィトリテというのはポセイドンの妻の名前だそうです。 漁業の家 アンフィトリテの家から狩猟の家近くに戻って漁業の家を見学。 ここも地下に入れます。中庭があるだけでなく、噴水まであります(右)。 右の写真で穴の開いた石が並んでますが、ここから水が出たのだそうです。 ここには魚やタコのモザイクが残っていますが、あんまり保存状態は良くありません。 石畳の残る、のどかな道を歩きます。 ところどころに円柱が転がっています。 緑が豊かな場所です。このあたりは雨も多いそうで小麦と大麦の産地なのだそうです。 冬は雪も降るのだとか。幸い、私が行った日はぽかぽか陽気でした。 フォルムとアポロ神殿
劇場 フォルムの少し先に劇場が残っています。 余り大きな劇場ではありませんが、保存状態が良いですね。 舞台にはクマのモザイクがあります。 のどかな景色と地下住居という面白さ。 アフロディテの美しさは素晴らしく、写真撮りまくってしまいました。 雨が降ると観光できないというので注意が必要です。 私はツアーだったので、1日でブラ・レジアとドゥッガを廻ることができました。 チュニジアの遺跡に戻る アフリカの遺跡に戻る 参考文献となるものを探せませんでした。 現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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