チュニスとシディ・ブ・サイド チュニジアの首都チュニス。 マグレブ屈指の近代都市であると同時に歴史豊かな街です。 近郊のシディ・ブ・サイドは白と青の美しい別荘地。 2010年12月〜2011年1月訪問 写真はシディ・ブ・サイド チュニス
チュニス新市街。綺麗な街です。 街中で見かけたベン・アリ大統領の看板。
植民地時代の面影を残す大聖堂(左下)。チュニジアはフランスの植民地でした。 チュニジアの偉大な歴史家で哲学者でもあるイブン・ハルドゥーン像(右下)。 メディナ メディナ(旧市街)はアラブ・イスラムの歴史を感じる街並みです。 写真はメディナ入口のフランス門。
夜はメディナ内のお洒落なレストランで夕食となりました。 左下はシディ・ユセフ・モスクのミナレット。八角形の特徴的なミナレットはオスマントルコ時代のもの。 右下がレストラン内部。伝統音楽を聴きながらの夕食でした。 バルドー博物館
博物館は宮殿の壁を利用してモザイクを展示しています。 左は剣闘士やライオンなどのモザイク。 地中海に面したチュニジアでは海神が大人気。 頭にカニのハサミを付けているのがオケアノス。oceanの由来となった古い海神です。 左のモザイクではオケアノスの下に三つ又の槍を持つ海神ポセイドンとビーナス。 海を支配する神としてはポセイドンが有名ですが、どうやらオケアノスは海そのものを表すようです。 左下はポセイドンの息子トリトン。右下では半人半馬のケンタウロスが戦車を引いています。 下の2つはドゥッガのディオニッソスとユリシーズの家から発見された有名なモザイク。 左が柱に体を縛りつけてセイレーンの歌を聴くオデュッセウス。 右はディオニッソスが友人を魚に変えて海賊から逃がすシーン。。 次の2つはビーナス(アフロディテ)。愛の女神ビーナスは船乗りの守り神でもあります。 スースのそばから発見されたポセイドンのモザイク。周囲には四季が女性で表されています。 左下はポセイドン。右下は四季を表す女性。彼女は冬。冬だけ洋服を着てます。 この博物館は建物自体も美術品です。宮殿だけあって優美で豪華。 シディ・ブ・サイド
左下はシディ・ブ・サイドの目印ともいうべきカフェ・デ・ナット。 周囲には土産物屋が並びます。窓の青い飾りは鳥籠からイメージしたものだそうです。 街の散策は楽しい。ドアの装飾も競い合っている感じです。 地中海を見下ろすカフェ・シディ・シャバーン。 下はヨットハーバーになっています。 ジャスミン革命には帰国後びっくりしました。 今はツアーも再開しているようですし、落ち着いたのでしょうか。 チュニスはカルタゴやドゥッガ観光の拠点ともなる街でホテルも近代的でした。 チュニジアの遺跡に戻る アフリカの遺跡に戻る 参考文献 世界遺産を旅する2(近畿日本ツーリスト) 21世紀世界遺産の旅(小学館) 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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