バルセロナ スペイン第2の都市であり、カタルーニャ州の州都 ハンニバルの父が建設したとの伝説を持つバルセロナ ガウディやピカソの見どころもいっぱい。 2018年3月訪問 写真はピカソの壁画のあるビル
ゴシック地区 バルセロナで最も古い歴史を持つゴシック地区
カテドラル カテドラルはゴシック様式
主祭壇右を出ると回廊
カテドラルの裏手に回ると、色々と面白いものが目に付きます。 変な象もいました。本でしか知らない象を想像して造ったものだそうです。 カテドラル裏手の細い道を歩いていくと、三方をゴシック様式の建物で囲まれた広場に出ます。 王の広場
王の広場の先にも古い建物が並びます。 ゴシック様式より古いロマネスク様式の建物も残っていたりして、何とも言えない風情。 カテドラル周辺をぐるりを廻ってカテドラル正面に戻って来ました。 実はカテドラル正面近くにはピカソの壁画がある現代的な建物があります。 ゴシック様式の建物と、こんな現代的な建物が混在しているのがゴシック地区の魅力。 20世紀を代表する画家であるピカソは1881年にスペイン南部のマラガで生まれ、 13歳から19歳でパリに移住するまでの10代をバルセロナで過ごしました。 真ん中は闘牛?楽しさがあふれた壁画です。 4GATS(クアトロ・ガッツ) ゴシック地区には若き日のピカソも通ったレストランがあります。 4人の芸術家が中心となった「4匹の猫」クアトロ・ガッツは若い芸術家の溜まり場でした。
お料理も美味しかったです。 ピカソ博物館
1957年 「ラス・メニーナス」 ベラスケスの傑作「女官たち」もピカソにかかるとこうなります。 マルガリータ王女は泣いているように思えます・・・。 このころピカソは幾つかの連作を凄い勢いで描いていきます。 描き続けることで自分の力を取り戻していったのでしょうね。
カタルーニャ音楽堂 スペイン風アール・ヌーボともいうべきモデルニスモの提唱者モンタネールの代表作 ゴシック地区の狭い路地にいきなり現れる世界遺産です。
凄い感動したので、カタルーニャ音楽堂も独立してまとめました。とっても綺麗です。 バルセロナの建築家と言うと今ではガウディばかり有名ですが、 存命中はモンタネールの名声の方が高かったと言います。 アシャンプラ地区 産業革命が興った結果、19世紀にバルセロナの街は大きく発展します。 都市拡張計画で区画整理されたのがアシャンプラ地区。 バルセロナのシンボルであるサグラダ・ファミリアもアシャンプラ地区に建っています。 サグラダ・ファミリアについては独立してまとめました。 アシャンプラ地区を歩いていると色々な角度から建設が進むサグラダ・ファミリアが見えます。
新市街 バルセロナの街はその後も発展・拡大を続けます。 グエル公園は当初は市の郊外でしたが、今では周囲に市街地が広がっています。 グエル公園 グエル公園やカサ・バトリョなどのガウディの代表作はガウディの建築物として独立してまとめました。 モンジュイックの丘 バルセロナの街の南西に位置するモンジュイックの丘は標高173m。 展望台からの眺めはバルセロナが地中海に面した港町であることを思い出させます。 ゴシック地区とか歩いてると忘れちゃうけど、港町なんだなあ・・・。 バルセロナの街は神戸の姉妹都市なんですって。 展望台からの眺めを楽しみました。バルセロナの街が一望できます。 丘から見える古い建物・・・カテドラルだと思います。
モンジュイックの丘では1929年万博の会場となっただけでなく、 1992年のバルセロナオリンピックのメイン会場にもなっています。 オリンピック・スタジアム 1992年のバルセロナオリンピックのメインスタジアム ツアーでは時間がなくて、ゆっくり回れなかったけどモンジュイックの丘には見どころが多い。 万博やオリンピックのメイン会場になったことから、その関連施設が多いのですが、 ミロ美術館のように優れた美術館もあります。 ミロ美術館も行きたかったんだけど、それ以上に行きたかったのがカタルーニャ美術館 イスラムによってキリスト教徒がスペイン北部に追いやられた時代、ロマネスクの美術館として有名です。
カタルーニャ美術館前からの眺め バルセロナ、とっても楽しかった。 お洒落で活気がある街。 観光に丸2日使いましたが見どころも多くてとても廻りきれません。 滞在型の旅行でゆっくり楽しむのが良い街なのでしょう。 独立したくなるのも少し分かった。 イベリア半島の遺跡に戻る 参考文献 添乗員ヒミツの参考書魅惑のスペイン・紅山雪男著・新潮社 プロの添乗員と行くスペイン世界遺産と歴史の旅・武村陽子著・彩図社 21世紀世界遺産の旅・小学館 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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