ドゥシャンベ タジキスタンの首都ドゥシャンベ 首都とされて百年も経っていませんが かっての小さな村は今も発展を続けています。 2015年9月訪問 写真はルダーキー広場
イスマイール・サーマーニーは中央アジア最後のペルシャ系の王朝を興した人物 ペルシャ系の人々が住むタジキスタンの英雄となっています。 訪れたのが夕方で逆光だったのが残念。朝に訪れると朝日をあびて輝いています。 イスマイール・サーマーニ公園は噴水がさわやか。 ルダーキー公園とも隣接して市民の憩いの場となっています。 公園から見える巨大な国旗はサウジアラビアに抜かれるまで世界一の大きさでした。 チャイハナ・ラハト ドゥシャンベの昼食はここでした。実に綺麗なレストラン この建物、建設自体は20世紀ながら、ブハラ・ハン国時代の建築様式を取り入れているのだとか。 お料理も美味しかったです。 国立古代博物館
サラズム ペンジケント近郊のサラズム遺跡 5000年前の原始都市サラズムはタジキスタンで最初に世界遺産に登録されました。 遺跡からは女性の墓が発見されていて、彼女はサラズムの王妃と呼ばれています。 多くのビーズや金製品に飾られて眠る女性 サラズムの研究は、まだまだこれからのようです。 サラズム遺跡についてはペンジケントの中でまとめています。 ソグド人の時代 ソグド人の遺跡から発見された壁画は実に見ごたえがあります。 まずはペンジケント遺跡(5〜8世紀)から有名な2品
ペンジケント出土の壁画についてはペンジケントの中でも、まとめています。 次の2つは保存状態が悪いのですが・・・・やはり、大きな壁画でした
ソグドの神でしょうか。手が4本あります。これもヒンズーの影響?? 仏教徒を描いた壁画。蓮の花を持ってるのが仏教徒の証なんだとか。 壁画は数多く展示されており、ブンジカット出土の壁画も興味深かった。 イスタラフシャンの中でまとめています。 仏教伝来 アジナ・テパから発見された13mの涅槃像(7〜8世紀)
イスラム時代 現在のタジキスタンはイスラム教徒の国です。 もちろん、イスラム関係の物も展示されていました。
ヒッサール要塞 ドゥシャンベ近郊のヒッサール要塞
しかし、ちょっと綺麗に復元しすぎているような気も・・・
10世紀の基壇が残るということはブハラ・ハン国以前から要塞とされていたんでしょうね。 中に入るとテーマパークのようです。
それでも、城門内に残る、かっての城壁は迫力があります。 丘の上にはかっての要塞・王宮があり、二重の城壁で守られていました。 お祭りに合わせて整備が進む要塞前ですが 古い建物も残っています。 写真左奥から、基壇だけ残るかってのキャラバン・サライ、その右隣は16世紀の神学校 神学校は今は博物館になってます。その前に基壇だけ残る16世紀のモスク そして、写真右奥が18世紀の神学校 16世紀の神学校を利用した博物館は、小さいながら地元の風俗を展示してて面白かった。 思わず写真を撮ってしまったのが、民族衣装のイラスト 民族衣装っていいですよね。 タジキスタンの女性たちは今でも鮮やかな柄を好んでいます。 タジキスタンの遺跡に戻る シルクロードの遺跡に戻る 参考文献 興亡の世界史05 シルクロードと唐帝国(森安孝夫著・講談社) 中央アジアの歴史 新書東洋史(間野英ニ著・講談社現代新書) 文明の十字路 中央アジアの歴史(岩村忍著・講談社学術文庫) 基本的には現地ガイドさんの説明を元にまとめています。 |
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